出版社内容情報
日本の調査団はエジプト、西アジア、南アジア、シルクロードなどの各地で遺跡の発掘調査を行い、画期的な成果をあげてきた。また文化遺産の保存修復事業への国際的貢献も高く評価されている。本書は最新の研究内容の紹介にとどまらず、現地調査のエピソードをふんだんに盛り込みながら、知的興奮に満ちた探求の現場を生き生きと語り伝える。最前線を行く9人の研究者への連続インタビューを収録。聞き手は読売新聞文化部記者。
内容説明
オリエント各地域の歴史は、ダイナミックに結びついて展開していた。「荒らされていない、未盗掘だ!」未盗掘墓発見の緊張と興奮。精緻な考古学的手法による発掘成果文化遺産の保存・修復事業への国際的貢献。海外調査の現場をリアルに伝える、9人の研究者への連続インタビュー。
目次
第1章 アフガニスタン バーミヤン遺跡―人間の事象はすべて文化の内に
第2章 エジプト サッカラ遺跡―ツタンカーメン時代の墓の発掘に挑む
第3章 エジプト ヒエラコンポリス遺跡―ファラオの形成過程を求めて
第4章 イスラエル テル・レヘシュ遺跡―文字と現実との接点を探して
第5章 イラク・クルディスタン地域 ヤシン・テペ遺跡―新アッシリア帝国の辺境都市を発掘する
第6章 バハレーン ワーディー・アッ=サイル古墳群―ディルムンの起源を探る
第7章 インド、パキスタン 南アジア世界を発掘する―インダス文明から古代の遺跡の調査
第8章 シリア パルミラ遺跡―隊商都市の墓地の発掘と修復復元
第9章 キルギス アク・ベシム遺跡―西からシルクロードをたどる
著者等紹介
清岡央[キヨオカヒサシ]
1976年生まれ。99年、読売新聞東京本社入社。前橋支局などを経て、2010年から文化部で歴史・文化財や世界遺産などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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