出版社内容情報
コロナ禍により、クラシックの演奏家たちは活動を制限された。演奏会はすべて中止、アンサンブルの練習もできない。自宅の防音室にこもる日々、彼らは音楽、職業、生活について何を考えたのか。
――オーケストラのトッププレイヤーたちが外出自粛の中、自宅でたった一人音楽を奏でていく番組を作る。本書はNHKプロデューサーのそんな思いから始まった2020年の半年間のドキュメントである。
「孤独のアンサンブル」から「孤独のアンサンブル ~希望編」、そして「明日へのアンサンブル」へ。プレイヤー一人一人の思いと「音」が甦る。
内容説明
「自分たちの仕事は果たして必要なのか?」オーケストラのトッププレイヤーたちが、外出自粛の苦悩の中、自宅でたった一人音楽を奏でていく番組を作る―NHKプロデューサーのそんな思いから始まった半年間のドキュメント。
目次
第1章 二月、しのびよる危機
第2章 三月、コロナが音楽を消し去った
第3章 四月、「孤独のアンサンブル」
第4章 五月、かすかな希望の光
第5章 六月、「明日へのアンサンブル」への道
第6章 七月、そして一三人が揃った
第7章 七月二十七日
第8章 七月三十一日
第9章 八月、第二波のなかで
著者等紹介
村松秀[ムラマツシュウ]
NHKエンタープライズエグゼクティブ・プロデューサー。1990年東京大学工学部卒、NHK入局。科学・環境番組部等を経て、2019年に出向し、現職。様々な科学番組を制作、特に環境ホルモン汚染や「論文捏造」問題をいち早く社会に問うてきた。NHKサイエンススタジアムなどイベント企画運営も行う。文化庁芸術祭大賞、放送文化基金賞大賞、バンフ・テレビ祭最高賞、科学ジャーナリスト大賞ほか受賞多数。大学などでの講演も多い。2021年春まで東京大学総合文化研究科客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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てん
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takakomama
ふ
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