孤独のアンサンブル―コロナ禍に「音楽の力」を信じる

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孤独のアンサンブル―コロナ禍に「音楽の力」を信じる

  • 村松 秀【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 339p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120054228
  • NDC分類 764.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

コロナ禍により、クラシックの演奏家たちは活動を制限された。演奏会はすべて中止、アンサンブルの練習もできない。自宅の防音室にこもる日々、彼らは音楽、職業、生活について何を考えたのか。


――オーケストラのトッププレイヤーたちが外出自粛の中、自宅でたった一人音楽を奏でていく番組を作る。本書はNHKプロデューサーのそんな思いから始まった2020年の半年間のドキュメントである。


「孤独のアンサンブル」から「孤独のアンサンブル ~希望編」、そして「明日へのアンサンブル」へ。プレイヤー一人一人の思いと「音」が甦る。

内容説明

「自分たちの仕事は果たして必要なのか?」オーケストラのトッププレイヤーたちが、外出自粛の苦悩の中、自宅でたった一人音楽を奏でていく番組を作る―NHKプロデューサーのそんな思いから始まった半年間のドキュメント。

目次

第1章 二月、しのびよる危機
第2章 三月、コロナが音楽を消し去った
第3章 四月、「孤独のアンサンブル」
第4章 五月、かすかな希望の光
第5章 六月、「明日へのアンサンブル」への道
第6章 七月、そして一三人が揃った
第7章 七月二十七日
第8章 七月三十一日
第9章 八月、第二波のなかで

著者等紹介

村松秀[ムラマツシュウ]
NHKエンタープライズエグゼクティブ・プロデューサー。1990年東京大学工学部卒、NHK入局。科学・環境番組部等を経て、2019年に出向し、現職。様々な科学番組を制作、特に環境ホルモン汚染や「論文捏造」問題をいち早く社会に問うてきた。NHKサイエンススタジアムなどイベント企画運営も行う。文化庁芸術祭大賞、放送文化基金賞大賞、バンフ・テレビ祭最高賞、科学ジャーナリスト大賞ほか受賞多数。大学などでの講演も多い。2021年春まで東京大学総合文化研究科客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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てん

11
コロナ禍で活動できなくなったオーケストラのトッププレイヤーの状況や演奏を通じて様々な問いかけをしたNHKの番組「孤独のアンサンブル」三部作。その制作風景が番組プロデューサーによって描かれている。番組もすべて観た。録画して何度も観た。映像も演奏も心に刺さる番組だった。一方で昨年の春ごろの状況が、すでに自分の中で遠い過去になっているのに驚く。早くコロナ禍が終息し、ホールで心置きなくフルオーケストラの演奏を聴きたいものである。2021/06/15

どら猫さとっち

5
コロナ禍は、日本のクラシック界に大きな打撃を受けた。しかしその一方で、その中だからこそできる演奏のかたちがあるのではないかと模索する、オーケストラの団員たちがいる。その姿をNHKBSが番組制作し、それを書籍化したものである。果たして音楽は、不要不急なのか。本書を読めば、それは私たちにとっても必要不可欠なものであることがわかるはずだ。演奏家ひとりひとりの、音楽に抱く想い、それが一体化して奏でるハーモニー。孤独がアンサンブルを、希望を生み出すことは可能だということが本書で証明された。2021/05/09

takakomama

4
2020年5月~8月に放送されたNHKBS1スペシャルのドキュメンタリー番組「孤独のアンサンブル」三部作の制作の舞台裏。オーケストラの方々の音楽への切実な思いを、ひしひしと感じました。ひとりでアンサンブルはできません。ひとりでテレビ番組の制作もできません。ホールで演奏会を聴きたいけど、今はまだ、人が集まるところは不安です。音楽は心の栄養。コロナが終息したら、演奏会に出かけて、一期一会の演奏と感動を味わいたいです。2021/10/21

1
2023/08/02

読書家見習い

1
正直、読み続けるのが億劫になってしまった。 理由は、主観的でかつプライドがチラチラと感じられてしまったからだ。 しかし、この番組制作がコロナ禍のクラシック音楽界においての「石碑的番組」になったであろうことは本に書いてある通りだと感じる。 そして、クラシック音楽の演奏を文章化する試みは大変だと思う。けれど、さまざまな描写を試みていて、番組を見たくなった。 2022/03/20

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