科学と倫理―AI時代に問われる探求と責任

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  • サイズ A5判/ページ数 302p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784120053887
  • NDC分類 407
  • Cコード C0040

出版社内容情報

大震災、新型感染症などの災厄に襲われたとき、どのように社会の期待に応えるか――――。

AI、生命科学、宇宙科学の急速な進展のなか、いかなる規範を自らに課すべきか――――。

「科学者の責任」をめぐる13の視座。


〈目次より〉

【第Ⅰ部 社会に開かれた研究倫理】

●第1章 野家啓一(東北大学名誉教授)

「3.11以後の科学と倫理」

●第2章 酒井邦嘉(東京大学大学院総合文化研究科教授)

「ロボット三原則と科学者三原則」

●第3章 廣野喜幸(東京大学大学院情報学環/総合文化研究科教授)

「科学者の社会的責任――専門知の失敗と責任システム」

【第Ⅱ部 これからの生命・AI・宇宙時代に問われるもの】

●第4章 須田桃子(NewsPicks副編集長)

「合成生物学の倫理とデュアルユース性」

●第5章 小川眞里子(三重大学名誉教授)

「感染症の科学と倫理」

●第6章 鈴木邦彦(米国ノースカロライナ大学名誉教授)

「遺伝病医療の倫理」

●第7章 前野隆司(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授)

「AI時代の科学技術倫理」

●第8章 江間有沙(東京大学未来ビジョン研究センター特任講師)

「『本人らしさ』の探求と演出――人工知能技術による『よみがえり』をめぐる論点」

●第9章 神崎宣次(南山大学国際教養学部教授)

「人類の生存と宇宙進出の問題」

【第Ⅲ部 文化としての科学倫理思想】

●第10章 村田純一(東京大学名誉教授)

「科学の創造性と倫理性――ベーコン的科学の行方」

●第11章 岡本拓司(東京大学大学院総合文化研究科教授)

「原子爆弾と『聖断』」

●第12章 正木晃(宗教学者)

「宗教由来の倫理は科学の倫理に応用できるか ?  ――嘘(捏造)をめぐる考察」

●第13章 安藤礼二(多摩美術大学美術学部教授)

「エコロジー思想の起源とその両義性」


あとがき 金子務先生を偲んで 酒井邦嘉

内容説明

「科学者の責任」をめぐる13の視座。大震災、新型感染症などの災厄に襲われたとき、どのように社会の期待に応えるか―。AI、生命科学、宇宙科学の急速な進展のなか、いかなる規範を自らに課すべきか―。

目次

第1部 社会に開かれた研究倫理(3・11以後の科学と倫理;ロボット三原則と科学者三原則;科学者の社会的責任―専門知の失敗と責任システム)
第2部 これからの生命・AI・宇宙時代に問われるもの(合成生物学の倫理とデュアルユース性;感染症の科学と倫理;遺伝病医療の倫理;AI時代の科学技術倫理;「本人らしさ」の探究と演出―人工知能技術による「よみがえり」をめぐる論点;人類の生存と宇宙進出の問題)
第3部 文化としての科学倫理思想(科学の創造性と倫理―ベーコン的科学の行方;原子爆弾と「聖断」;宗教由来の倫理は科学の倫理に応用できるか?―嘘(捏造)をめぐる考察
エコロジー思想の起源とその両義性)

著者等紹介

金子務[カネコツトム]
1933年生まれ。大阪府立大学名誉教授、国際日本文化研究センター共同研究員、形の文化会名誉会長。読売新聞社、中央公論社を経て、大阪府立大学教授、放送大学客員教授、図書館情報大学教授、帝京平成大学教授を歴任。著書に、『アインシュタイン・ショック』(河出書房新社、1981年、サントリー学芸賞受賞、岩波現代文庫2005年)など

酒井邦嘉[サカイクニヨシ]
1964年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は言語脳科学。ハーバード大学リサーチフェロー、マサチューセッツ工科大学客員研究員を経て現職。主な著書に、『言語の脳科学』(中公新書、2002年、毎日出版文化賞受賞)など。第19回塚原仲晃記念賞受賞(2004年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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jackbdc

4
前野隆司氏のパートは発想が新鮮でユーモアがあり楽しく読めた。AI時代の科学技術倫理をテーマにしたエッセイ風の寄稿文。印象に残った点2つ、1.忙しさは加速するか:人類の歴史を鑑みて、狩猟採集→農耕文明→産業革命→昨今のICT化まで、全体最適のために個人の生活様式の最適は犠牲になっており、この傾向が今後も続くのではないかという洞察に同意。2.人類保護区:仮にAIに支配される世となってもAIに人と似たような心があれば、AIは利他的であり人類を滅亡させず、保護区位は作るのでは?という発想が変にリアルで面白かった。2021/08/31

Bevel

3
既存の枠組みにとらわれない議論をやるふりだけしてるという感じ。(そういう分野があるのは理解するけれど)文章の水準として学術未満に見えてしまうし、かといって未来を描く気概も見えない。。2022/12/10

Masako3

1
★★☆ 13人の日本の倫理学や科学史の専門家が、それぞれのトピックで倫理を語る.デカルトやカントなどの倫理学からAIが故人の擬することの是非、生命工学まで幅広く,また粒度も様々だ.2021/04/03

Go Extreme

1
社会に開かれた研究倫理:3・11以後の科学と倫理 ロボット三原則と科学者三原則 科学者の社会的責任―専門知の失敗と責任システム これからの生命・AI・宇宙時代:合成生物学の倫理とデュアルユース性 感染症の科学と倫理 遺伝病医療の倫理 AI時代の科学技術倫理 本人らしさの探究と演出―人工知能技術によるよみがえり 人類の生存と宇宙進出 文化としての科学倫理思想:科学の創造性と倫理―ベーコン的科学 原子爆弾と聖断 宗教由来の倫理は科学の倫理に応用できるか―嘘・捏造をめぐる考察 エコロジー思想の起源とその両義性2021/03/21

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