南北戦争―アメリカを二つに裂いた内戦

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南北戦争―アメリカを二つに裂いた内戦

  • 小川 寛大【著】
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  • 中央公論新社(2020/12発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120053702
  • NDC分類 253.06
  • Cコード C0022

出版社内容情報

南北戦争(1861~65年)は、アメリカ史上、もっとも重要な戦争である。黒人奴隷の問題に端を発した争いは、アメリカ全土を二つに裂き、各地で激しい戦闘が繰り広げられ、その後の歴史にも巨大な影響を及ぼした。


本書は、日本ではあまり知られていない南北戦争の実態を描き出す試みである。戦いの軌跡や、リンカーンやリー、グラントなどキーマンたちの動きなどを記す。そこからは超大国の源流も垣間見えるだろう。

内容説明

理念がぶつかり、戦場は血に塗れた―リンカーン、リー、グラントら群像と1861年から65年にかけての激闘。

目次

第1章 国家分裂から開戦までの道のり―一八六一年(サムター要塞の戦いにはじまる;アメリカ連合国とは何か ほか)
第2章 アナコンダ計画の牙―一八六二年(トレント号事件;「戦争はいっぺんに一つでいいよ」 ほか)
第3章 ゲティスバーグという分岐点―一八六三年(奴隷解放宣言;宣言をめぐっての対立 ほか)
第4章 大流血―一八六四年(アナコンダ計画と封鎖突破の試み;窮する南部、発展する北部 ほか)
第5章 南部連合の崩壊とリンカーンの死―一八六五年(ピーターズバーグの戦い;黒人兵の活躍 ほか)

著者等紹介

小川寛大[オガワカンダイ]
1979年、熊本県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。宗教業界紙『中外日報』記者を経て、2014年に宗教専門誌『宗教問題』編集委員、15年に同誌編集長に就任。また、全日本南北戦争フォーラム事務局長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コットン

77
イベント『2021年、今年読んだ本はこれだ!』でのoldmanさんのおすすめ本。アメリカで最大の死者数が出た戦争『南北戦争』について淡々とした歴史として語るのではなく経過や考察を加えながら書き上げている点が好印象。民主党と共和党の簡単な違いや北軍と南軍の違い、各人(将軍、大佐、大統領など)についての性格なども示され面白い。2021/12/30

skunk_c

72
南北戦争という、アメリカ合衆国最大の戦乱(60余万人の死者数は未だにアメリカの他の戦争でのそれを凌駕する)についての、簡明な概説書。戦争(というか戦闘)の展開についての見取り図、個々の戦闘の状況、戦争指導者(大統領を含む)や軍人の個性などを分かりやすく著しており、読みやすい文体もあってサクッと読了。ただ、戦争そのものを奴隷解放のためと位置づけてしまっているのは甚だ疑問。確かにそれは戦争を引き起こすことになった南部民主党と共和党の代表的な争点ではあったが、白人同士が血を流す目的とは言えないのではないか。2021/01/13

六点

57
今次新型コロナ流行が起きるまで、アメリカ史上最大の死者数を数えた、南北戦争の概説書である。著者の本職は、編集者であり、在野の歴史研究家である。日本人にとって「遠い戦争」でもあり、馴染みが薄い南北戦争の入門として、決定版であると思う。この戦争で、産まれたものは多いが、北軍の、兵士の犠牲を顧みず、彼に出血を強要する消耗戦の思考は、その後の戦争での死者数を著増せしめたと思う。勝つために「解放軍としての大義」を求めがちな米国人の思考の基礎を、この戦争が作ったのだと、読者に感得させる、力量は素晴らしい。2021/10/13

夜長月🌙@読書会10周年

56
南北戦争が始まる頃、共和党は初めて大統領を生み出しました。それがリンカーンです。アメリカのニ大政党と言えば共和党と民主党ですが当時の共和党は新興勢力と呼ぶに等しい存在でした。しかし、その大きな違いは黒人奴隷制度に反対するワン・イシュー政権かのように共和党が振るまったことです。当時、世界的にはイギリスもフランスもデンマークなども奴隷制度を法的に廃止しアメリカは取り残されていました。民主党が引き起こした南部州の合衆国離脱が戦禍の始まりとなりました。2024/10/25

yamatoshiuruhashi

50
有名であり重要であるとは多くの日本人も認識はしているが、実はよく知らない「南北戦争」について概括を掴みやすい一冊。読友さんのレビューで知り手をつける。米国アイデンティティに関わる戦争であるが故に、米国の映画、本などでは重要な位置付けで語られるが、その実相をまとめて日本語で知ることは少ない。共和党と民主党の位置付けがこの頃となぜ逆転しているのか、そういうこともより知りたくなる。見解の相違もあるが著者も書いているように歴史専門書ではなく南北戦争に関する入門書として考えれば秀逸。2021/04/01

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