当確師 十二歳の革命

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  • サイズ 46判/ページ数 323p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120053658
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

当選確率99%を誇る日本最強の選挙コンサルタント・聖達磨――人呼んで「当確師」。人柄は最低、依頼料は高額、それでも奴が動ければ当選間違いなしの聖に、新たな依頼が舞い込んだ。強権的な総理大臣を、その座から引きずり下ろすため、総理を選挙区で落とすというミッションだ。


総理の選挙区の長野四区で、12歳の少年が「僕らの小学校は、校区内にある芦原湖周辺の里山復活に取り組んでいます。特に地元では、ヘイケボタルとゲンジボタルが自然に繁殖できる努力しています。そんな時、総理がお考えになっている研究所が、芦原湖に出来ると聞きました。里山は守って戴けますか」と総理を問い詰めて話題となる。総理のお膝元・諏訪に、NASAとの共同研究所が設置される予定と、海外メディアが発信したからだ。この12歳の少年こそ総理への刺客の適任者! だが、少年には、被選挙権がない。どうする、聖――。

内容説明

日本最強の選挙コンサルタント・聖達磨―人呼んで「当確師」。人柄は最低、依頼料は高額、それでもこの男が動けば当選間違いなしの聖に、新たな依頼が舞い込んだ。強権的な岳見勇一総理大臣を、その座から引きずる下ろすため、選挙区で落とすというミッションだ。一方、岳見総理は地元で、少年から「里山を壊さないでください」と問い詰められて話題となる。選挙区内にある湖に、NASAとの共同研究所を誘致する計画があるという。この少年こそ総理への刺客の適任者!だが、少年には、被選挙権がない。どうする、聖!?

著者等紹介

真山仁[マヤマジン]
1962年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。読売新聞記者を経て、フリーランスとして独立。2004年、企業買収を巡る熱き人間ドラマを描いた小説『ハゲタカ』(講談社文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ@no book, no life.

103
真山氏の当確師シリーズ。これはまた3作目も出るのでしょうか? さて、本巻は12歳の少年を何と⁈ 総理大臣にしたいと国政に送り出そうという試み。正直非礼ながら漫画っぽさも仄かに感じるエンターテイメントなのだが、面白く読了。今の閉塞感ある世の中と閉塞感感や行き詰り感ある政界において、こうした秀逸で純な12歳の主張がなされ、政界がガラリと変わったらどうなるのだろうなんて面白く感じた。そして、87歳もそこに絡んでる事が更に良いのだ。長野 諏訪を舞台として展開される辺りが真山氏らしさとリアルさがあってまた良い。2021/04/30

まちゃ

75
当選確率99%から「当確師」と呼ばれる選挙コンサルタント・聖達磨シリーズ第二弾。一癖も二癖もある政治家や政治屋たちの駆引きが面白い選挙エンタメ、あっという間に読了。今回は、強権的な総理大臣を、その座から引きずり下ろすため、総理を選挙区で落とすというミッション。現職総理を打ち負かすなんて、総理側の大失態か、とてつもなく魅力的な候補者の擁立か。驚きの選挙戦の開幕2021/03/19

しゃが

62
当選確率99%という選挙請負人「当確師」、今どきはおしゃれにコンサルタントという。聖達磨に、世襲制で坊ちゃんの強権的な総理大臣を、対立候補を擁立し選挙区で落とすという多額で新たな依頼が…。ラストには意外な展開が。前作を知らずに、TVドラマを観て手に取ったが、映像のほうがはるかに面白かった。もっと当確師がどんどんと策を講じながら、裏の裏を行くような展開を読みたかった。2021/01/25

Yunemo

60
今回は当確師聖達磨の活躍というより、12歳の少年誉の人物像、人間として最も聡明で無垢な時期を世の大人達が良い或いは悪い意味で、利用したという結果なのかな。全体的に見て各登場人物が何となく印象薄く表現されてます。藤森、メリル然り、絶対的な影響を及ぼすのかなとの想いが崩れました。結局のところ諏訪人の誇りが主となった展開に。欲を言えば、聖のブレーンの裏の活躍をもっと表に出して欲しかったかな。手段を選ばずにという面ももう少し。聖自身の活躍という面ではあっさりし過ぎて残念との想い。前作のほうが読み応えがありました。2021/01/30

sayan

58
真山仁らしく、そしてらしからぬ作品と感想を持つ。「らしさ」は、著者が「世の中がおかしい、と物申すために」と政治家、弁護士も検討し小説家を目指した動機に確認できる。「らしからぬ」は、例えばハゲタカ等の群像小説的な悲喜や緊張感が魅力の物語展開が皆無で、リアリティに欠ける。前作「当確師」はそれでも主人公の暗躍が愉しめるが、本作は振り回さ役に終始。選挙が絡むドロドロした政治の鍔迫り合いなど「票田のトラクター」的な内容を期待したが、少し残念…。余談だがあまりのボリュームに積読になっている著者の「ロッキード」に期待!2021/04/06

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