出版社内容情報
明治初期に日本を訪れた仏海軍士官ロチ。開業間もない鉄道と人力車で神戸・京都・奈良・東京・日光などを巡る。日本人と日本の風物に鋭い観察眼を向け、鮮烈な筆致で驚きを綴る。
目 次
第一章 京都 聖なる都
第二章 江戸の舞踏会
第三章 二人の老人がつくる驚きの料理
第四章 皇后の装束
第五章 三つの田舎の言い伝え
第六章 日光の聖なる山
第七章 サムライたちの墓にて
第八章 江戸
第九章 「春」皇后
内容説明
驚くべき感受性で捉えられ鮮烈に描き出された日本の心と美。明治中期の日本をフランス人海軍士官が鉄道と人力車で駆け巡る。神戸から京都、奈良、鎌倉、東京、そして日光へ。19世紀後半を代表する文筆家ロチの歴史的な名著を清冽な新訳で送る。
目次
第1章 京都 聖なる都
第2章 江戸の舞踊会
第3章 二人の老人がつくる驚きの料理
第4章 皇后の装束
第5章 三つの田舎の言い伝え
第6章 日光の聖なる山
第7章 サムライたちの墓にて
第8章 江戸
第9章 「春」皇后
著者等紹介
ロチ,ピエール[ロチ,ピエール] [Loti,Pierre]
本名ジュリアン・ヴィヨー。1850年フランス、ロシュフォール生まれ。フランス海軍士官となって世界各地で任務につき、その時々の体験をもとに『アジヤデ』、『アフリカ騎兵』、『氷島の漁夫』などの小説、及び旅行記を発表した。その文筆活動により、1891年に弱冠41歳でアカデミー・フランセーズの会員に選出されている。1923年死去
市川裕見子[イチカワユミコ]
1953年東京生まれ。東京大学教養学科イギリス科卒業。同大学院比較文学・比較文化博士課程単位取得。宇都宮大学国際学部教授を経て、宇都宮大学名誉教授。近代日欧比較文学を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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