小鳥、来る

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小鳥、来る

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120052804
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

夏休みが始まった。同じアパートに住むたけしはどこか抜けていて、まーちゃんはとても勉強ができた。商店街のじじいとばばあは子どもを嫌う。父はよく仕事を辞め、母を驚かせた。漢字を間違うと、父が殴りかかってきて、夜の動物園に逃げた。おれの知ってる誰よりも賢そうなゴリラがいた――大人たちの幼さと、子どもたちの賢さが溶け合う、ユーモラスで懐かしい長篇。

内容説明

9歳のおれは、父を倒す日をじっと待っている―勉強ができるまーちゃん、毎日万引をするしらとり兄弟、学年一強い女子のしまだ、何度も車にはねられるたけし。笑えるのに切ない、小さな子どもたちの夏休み。

著者等紹介

山下澄人[ヤマシタスミト]
1966年、兵庫県生まれ。富良野塾二期生。96年より劇団FICTIONを主宰。2012年『緑のさる』で野間文芸新人賞を、17年『しんせかい』で芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chimako

80
装丁に騙された感じ。昭和の小学生の馬鹿話かと思って読み始めた。一文長い、ひらがな多い、日常茶飯事の虐待、だらしのない親、関西の小さな町の公園や商店。親に殴られ、女が来たら追い出され、何度も同じところで車にはねられる。それでも少年たちは平気な顔して暮らす。そこしかいきる場所はないからね。帯に「笑えるのに切ない」とあるけど笑えなかった。この芥川賞作家は全く合わなかった。残念。2020/07/21

ダミアン4号

67
時代は1970年前半だろうか…大阪の下町、貧困層/当時はどこも似た様な台所事情だった様な気もするが…短気で仕事が長続きしない父とそれを叱り飛ばす母、何を考えているのか(彼の頭では)よく判らない妹と小学生の自分…友達との悪ふざけ、叩いたり叩かれたり(親からも友達からも)、相手の言葉を執拗に繰り返す、テレビや映画の真似をしてみたり…自分が同じくらいの頃は本当、こんな感じだったなぁ…あの頃をノスタルジックに振り返るのではない…こうやって生きてた…淡々と物語る。読後…今、彼はどうしているんだろ?そんな事をふと思う2020/07/24

itica

64
児童書なのかな?主人公は小3の少年。仕事の長続きしない父親。狭い一間のアパート暮らし。年下や年上の遊び仲間がいて、怖いガキ大将が幅を利かす。時代は昭和40~50年代だろうか。一部のお金持ちを除いてはまだまだ貧しかった。しかし貧しいけれど、今では手に入らない何かがあった、と思う。う~ん、でも私には響くものがなかった。女だからかな。 2020/03/26

けんとまん1007

34
どうしても昭和の時代の風を感じてしまう。その頃の、やんちゃでありながらも、どこかのんびりとした時代。小学校の低学年の子どもたちかなあ~。やること、話すことも、つながるようで切れているようで・・・でも、続く。お互いの体温を感じる距離感がいい。2020/05/20

rosetta

20
★★✮☆☆ホノボノと軽いタッチで楽しそうな表紙とは全く違う内容で、ジャケ買いしていたら金返せと言いたくなるだろう。昭和の中頃(?)の関西(?)のどっか。底辺よりはちょっとマシな生活を送る小3の主人公が自動書記のように取り留めもなく日々を語る。内容は特になし。下流のサザエさん。これだから芥川賞を取るような作家はよう(;-ω-)ブツブツ。ひらがながおおすぎてよみにくい。2020/06/30

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