出版社内容情報
先進医療の国際交流が本格化していくなか、外国人患者の治療・検診を目的とした「医療ツーリズム」の新たな可能性を現場から展望する
国際競争と連帯の時代(水巻中正)
社会の変動と共に変貌する医療ツーリズム(松本謙一)
湖山医療福祉グループ 中国上海進出へ(湖山泰成)
リハビリ事業における中国進出と国際交流(相澤孝夫)
中国と日本における糖尿病と認知症の現状比較(飯塚陽子)
中国の最新医療事情と問題(劉暁程・兪剛)
セコムの事業とインド進出(布施達朗)
アメリカにおける高齢者ケアについて(遠藤慶子)
中東のハブ――ドバイの医療ツーリズム(長谷川フジ子)
オランダにおけるケアファームの取組み(濱田健司)
東南アジア諸国における介護人材の確保と育成(金川仁子)
永生会における外国人看護・介護人材の育成(安藤高夫)
超高齢時代のロボットの導入と展望(植村佳代)
三田病院の挑戦と戦略(宮崎勝)
内容説明
海外の国や地域を訪ねて健診や治療を受ける“医療ツーリズム”。医療通訳の充実、病院の国際認証取得の増加、海外の医療拠点は20を超えて…。
目次
第1部 はばたく日本式医療ツーリズム(国際競争と連帯の時代;社会の変動と共に変貌する医療ツーリズム―「高度先進技術」に加えて「暖かみ」「ワクワク感」があれば人は来る;湖山医療福祉グループ中国上海進出へ 大規模介護施設運営と中国人研修生の育成に臨む;リハビリテーション事業における中国進出と国際交流;中国と日本における糖尿病と認知症の現状比較および医療の国際化に向けた取り組み;中国の最新医療事情と問題;セコムの事業とインド進出;アメリカにおける高齢者ケアについて;中東のハブ―ドバイの医療ツーリズム;オランダにおけるケアファームの取組み;東南アジア諸国における介護人材の確保と育成;永生会における外国人看護・介護人材の育成と、看護・介護を通じた外国との友好;超高齢時代のロボットの導入と展望)
第2部 新たな挑戦 東と西(国際医療福祉大学グループ 成田にハブ病院を建設;がん重粒子線治療を開始 患者350人超える;三田病院の挑戦と戦略;資料)
著者等紹介
水巻中正[ミズマキチュウセイ]
国際医療福祉大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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