気がつけば、終着駅

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気がつけば、終着駅

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784120052538
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

96歳を迎えた今も健在の佐藤愛子さん。『婦人公論』への登場も55年におよぶ。初登場の「クサンチッペ党宣言」「再婚不自由化時代」から、最新の橋田壽賀子さんとの対談まで、エッセイ、インタビューを織り交ぜて、波瀾万丈の人生を振り返る、愛子節が全開の選りすぐりの一冊。

内容説明

離婚を推奨した1960年代、簡単に結婚し別れる2020年。世の中が変われば、考えも変わる。初エッセイから55年。佐藤愛子、これでおしまい。

目次

第1部 波瀾万丈人生篇(再婚自由化時代;クサンチッペ党宣言;三人目の夫を求めます;おもろうて、やがて悲しき―追悼・遠藤周作;子供;なに故我が娘には虫つかず;母、娘、私、たぎる血気は争えず)
第2部 老いの心境篇(人生の終盤、欲望も情念も涸れゆくままに;格闘する人生の中でこそ、人は美しく仕上がっていく;人生は自分の力で切り拓いて。頼ろうとする心が嘆かわしい;全部失ってごらんなさい。どうってことありませんよ;九十二歳、いい加減くたばりたい心境です―聞き手・工藤美代子;書いてわかりたい。あるのはその欲求だけ―聞き手・工藤美代子;九十五歳。死ぬのがイヤでなくなった)
巻末対談 物書き人生と理想の最期―対談・橋田壽賀子

著者等紹介

佐藤愛子[サトウアイコ]
1923年大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。小説家・佐藤紅緑を父に、詩人・サトウハチローを兄に持つ。69年『戦いすんで日が暮れて』で第六十一回直木賞、79年『幸福の絵』で第十八回女流文学賞、2000年『血脈』の完成により第四十八回菊池寛賞、15年『晩鐘』で第二十五回紫式部文学賞を受賞。17年旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いつでも母さん

192
佐藤愛子96歳!愛子先生が【婦人公論】に執筆したエッセイの抜粋と対談。「前書きのようなもの」で、『力みながら、やっぱり私も流されて来ています。「生きる」とはそういうことなんです。』と言っておられます。初エッセイから55年。エッセイや小説を通して大好きな愛子先生。涸れてきているそうです。『死ぬことがイヤでなくなった』そうです。それでもやっぱり私の中の佐藤愛子はブレずに真っ直ぐ、『佐藤愛子道』を発信して欲しいです。2020/01/10

みえ

48
何年も前のエッセイも載ってるんだけど、後半は最近に近いので、その辺りを読んでるうちに(波瀾万丈な人生の佐藤さんに刺激を受け)私も頑張ろうと思った。2020/08/12

Take@磨穿鉄靴

45
佐藤愛子氏。95歳の時の著。発言する内容はともかくとして生きてることがまずすごい。それだけで一読の価値あり。ソクラテスの妻の話や死生観についての話は面白かった。執着から離れるという点で私の考える終末期に近く理想的でもある。その他共感出来る点が多々ある。著者が言うように現在の価値観について思うところがあるが言っても仕方がない。そういう時代の流れ。まあそんなんも含めて私はゆくゆくは手のひらを上に向けて何にもとらわれずに逝きたい。その為に今は必死に生きたい。この世界にいる時間はあとどのくらいだろうか。★★★☆☆2022/06/04

Shoji

42
前半は著者によるエッセイ。「波瀾万丈人生篇」と「老いの心境篇」の二章構成です。一人目の夫が薬物中毒、二人目の夫が借金を残して失踪とまあ本当に波瀾万象の人生、そして「死なないから生きている」と仰る著者の老いらくの境地が綴られています。人生を刻んできたがゆえの言葉にしみじみと感じ入りました。後半は、工藤美代子さん、橋田壽賀子さんとの対談です。こちらは淡々と読み流し。2020/04/18

パフちゃん@かのん変更

36
ずっと座って書く仕事をしていらっしゃるのに、豪胆で90歳前までは体もよく動くすごい人。96歳でこの本を出されて、今(2021)は98歳か。すごいな。きっと100歳以上生きられますね。2世帯住宅で娘さんご家族と住んでいらっしゃって、でも料理はご自分でされるというのもすごい。霊体験みたいなのはまだよく分からない。2021/07/20

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