不白筆記―付・孤峯川上不白道具帳写

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  • サイズ 46判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120052453
  • NDC分類 791
  • Cコード C1076

出版社内容情報

『不白筆記』は「?啄斎に与ふるの書」と題されていたと言われ、江戸千家の流祖・川上不白が約十五年間、千家如心斎に仕え学んだ事を如心斎の嗣子?啄斎に伝えた書物である。不審庵の様子、千家流の教義、如心斎と不白との師弟のやりとり、さらには茶家のあるべき心得まで、懇切に説かれている。事サ(わざ)つまり点前や知識とからめながら茶の湯の理念や伝承について述べ、そこから「常の茶の湯」へ導こうとしている。



初翻刻となる「孤峯川上不白道具帳写」は、不白が所蔵していた茶道具の概要が明らかにするもので、不白の目指した茶の湯がを考える上で貴重な史料である。

内容説明

表千家七代・如心斎に学んだ事柄を詳細に書き留め、自らの茶の湯を説いた貴重な茶書。江戸千家流祖川上不白生誕三百年記念出版。

目次

不白筆記(翻刻;解題)
孤峯川上不白道具帳写(翻刻;解題)

著者等紹介

川上宗雪[カワカミソウセツ]
1946年、東京都生まれ。茶家。慶應義塾大学文学部卒業。1965年に先代名元庵宗雪より、江戸千家十世家元名心庵宗雪を襲名

谷晃[タニアキラ]
1944年、愛知県生まれ。京都大学史学科卒業。芸術学博士。香雪美術館を経て、1989年より野村美術館勤務。現在、同館館長、専攻は茶の湯文化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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