奔る男―小説 金栗四三

個数:
電子版価格
¥1,650
  • 電書あり

奔る男―小説 金栗四三

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月25日 19時48分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120052361
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

1912(明治45)年7月14日、ストックホルム五輪のマラソン競技スタート直前から、物語は始まる。日本初のオリンピック代表選手である金栗四三は、以後、1920(大正9)年アントワープ大会、1924(大正13)年パリ大会にも出場する一方、1920年の第1回箱根駅伝開催にも尽力。その他、現在のマラソンシューズの源流ともいえる「金栗足袋」を開発したり、初めての女子連合競技大会を開催したりと、進取の気性に富んだ「伝説のアスリート」の生涯を、オリンピックのレースシーンを軸に綴る。


読売新聞人気連載、待望の書籍化。

内容説明

五輪で3戦全敗―しかし走り続けた。“日本初のオリンピック代表選手”にして“箱根駅伝の父”が三度のオリンピックで刻んだ、不屈の軌跡。

著者等紹介

堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。2000年秋『8年』にて第13回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

188
堂場 瞬一は、新作中心に読んでいる作家です。大河ドラマ『いだてん』は観ていませんが、主人公は一緒でした。同じタイミングではありますが、ドラマの原作本ではないようです。嘉納治五郎は、柔道だけの人だと思っていましたが、オリンピックにも深く関わっていたんですね。金栗四三は、正に奔る男でした。2019/11/19

旅するランナー

150
スッ、スッ、ハッ、ハッ、金栗四三の息遣いが聞こえる。呼吸音だけでなく、心の中の変化まで伝わってくる。42.195kmを走るランナーが感じる、強気、弱気、集中、焦燥、駆け引き、諦念...3オリンピック大会(ストックホルム、アントワープ、パリ)での走る姿を中心に、彼の人生が語られる。戦友三島弥彦に「僕のために走ってくれないか」、恩師嘉納治五郎に「自分のために走れ」と言われるシーンは感動的。いだてんの影響で、中村勘九郎、生田斗真、役所広司の姿が浮かぶ。ランナーの皆さん、顔を上げろ、前を向け。金栗イズムを学ぼう。2019/11/02

ユザキ部長

64
依然なんとなく耳にしたことあるマラソン選手、金栗四三さん。Wikipediaより→ストックホルム大会にて、明治45年1912年〈明治45年〉 - 1967年〈昭和42年〉) - 一時行方不明(最下位〈54年8か月6日5時間32分20秒3〉の方でした。速くなるのではない、強くなる。自分のためだけでなく走る。一人でも結局は皆で走る。面白かった。2021/06/01

背古巣

58
私のマラソンに対する記憶は昭和39年の東京オリンピックから始まる。国立競技場に2位で戻ってきた円谷選手がヒートリー選手に抜かれ3位となったときには物凄く落胆したものだ。これよりも遥か昔、オリンピックのマラソンを3度も走り、マラソン王と言われた金栗選手の話。"奔る男"というだけあって、走っている場面が大部分を占める。金栗選手はストイック過ぎるんじゃないかと思いながら読みました。当時の世界記録保持者でありながら、オリンピックでは勝てなかったんですね。最後の堂場氏の言葉に同感です。面白かったです。2019/11/23

kei302

48
「速く」ではなく「強く」 強く走る。暑さに対する懸念が何度も出てくる。最後の章に堂場先生の思いが綴られているのがよかった。臨場感あふれる描写。100km以上走った気分で読了。 2019/11/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14466764
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。