内容説明
上皇陛下は、昭和の「軍人の子」。レオナール・フジタは、明治の「軍人の子」。二人の「軍人の子」が、戦前から戦後へという日本史上例を見ない大転換期を生きたその軌跡を、同じく「軍人の子」である著者が、自身の半生を振り返りながら辿る。
目次
プロローグ 軍人の子
第1章 その朝、僕はピカドンを見ました―国民学校も六・三制中学も一期生
第2章 私は殺戮の絵に咲く野花を探した―日本人FOUJITAの悲壮な軌跡
第3章 僕は警官隊の背からデモを報じました―「むかし陸軍、いま総評」と六〇年安保
第4章 私は六十年ぶりに靖国神社に詣でた―昭和の皇太子殿下・平成の天皇陛下
エピローグ 過ぎる人、過ぎない時
著者等紹介
石光勝[イシミツマサル]
1934年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。文化放送を経て、東京12チャンネル(現テレビ東京)に入社。常務取締役から、系列の通販会社プロント(現テレビ東京ダイレクト)の社長となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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