いい女、ふだんブッ散らかしており

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784120051562
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

父を看取り、認知症の母を介護し、対談・執筆と多忙を極める著者。自ら「床族」と称し、何でも床に積んでしまう片付け下手で、捨てられない性格と自己分析。また、連続ドラマ「陸王」に出演、女優としても活躍、さらに還暦過ぎての結婚まで……。

じわじわ訪れる小さな老いを蹴散らして、挑戦し続ける激動の日々を、赤裸々に綴る。不肖アガワの『婦人公論』人気連載エッセイがついに書籍化。

阿川佐和子[アガワサワコ]
著・文・その他

内容説明

父の葬式、認知症の母の介護、還暦過ぎての結婚…激動の日々はつづく。これが「アガワ流」人生の戦い方。

目次

さようならのあとに
神様と友達
居残りメロディ
闘う女たち
土と花
男の捨て台詞
サンライズ サンセット
復活の日
いい女の条件
箸休めタイム〔ほか〕

著者等紹介

阿川佐和子[アガワサワコ]
1953年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部西洋史学科卒。エッセイスト、作家。99年、檀ふみとの往復エッセイ『ああ言えばこう食う』で講談社エッセイ賞、2000年、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、08年、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。12年、『聞く力―心をひらく35のヒント』が年間ベストセラー第一位、ミリオンセラーとなった。14年、菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

220
還暦過ぎて結婚されてドラマにも出演されて、いつも通りのお仕事があって・・ブッ散らかしては分かる気がしてましたよ阿川さん。私も「アガワる」日々が確実に増えております(汗)でも『床族』や『掛け族』ではないです(ここ大事!)阿川さんは捨てられない族なんですね~(笑)クスッと笑える中にもお父様のことや、親しい方の訃報の悲しみがあり、生きてることを実感させられるエッセイ42編。今作も楽しく読みました。2019/02/21

mint☆

85
お父様の葬儀の話から始まり、結婚についてやドラマ陸王の裏話など、中には内容が重めの話もありますが、軽いタッチで書かれているので、全体的にはパワフルで前向きなイメージ通りのアガワさんらしいエッセイです。"もっと落ち着いた女になりたい"と書いていますが、そのままのアガワさんでいてほしいです!2019/07/04

ゆみねこ

85
テレビでお見かけする阿川さんのお人柄が、そのまま文章になっているようで、とても読みやすくて、あっという間に読了。「陸王」の撮影エピソードが楽しかったです。2019/02/28

まなつ

69
テレビでよくお見かけする阿川佐和子さん、エッセイは初読み。イメージ通りサバサバとしてユーモラスな文章で楽しくサクサク読める。94歳で亡くなられた父 阿川弘之さんのこと、親しい友人知人を見送る機会が増えたこと。ご自身の結婚や連続ドラマ出演についてなどなど。知的で優しく茶目っ気たっぷり。中でも「土と花」の大峯千日回峰行のエピソードが心に染みました。図書館の返却期限が今日までで、最後ちょっと駆け足になったけど、気忙しい年末に心温まる1冊。2019/12/28

きむこ

62
阿川佐和子さんが好きだ。だからエッセイ集が出ると読みたくなるし対談番組は欠かさず録画して観ている。彼女のちょっと男まさりな所、片付けられない所、忘れっぽい所、『やらねば』の覚悟のある場面でも悲壮感がない所、悩みの種やアレコレ考える価値観が、自分に似ているからだろうなぁと思う。だから読みながら自分を客観的に振り返れるし、私には持ち合わせていない聞き上手な所や初対面の人にも構えさせないあの空気は私の憧れです。今回もサクッと楽しませてもらいました。★4.52019/05/19

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