出版社内容情報
自然の合理性を信じるか、それとも神を信じるか――。
AI(人工知能)の急進展により、科学と宗教の関係は新たな局面を迎えている。両者の「対立と融和」の歴史を辿り、未来を展望するための11の視座。
目次
序 科学と宗教の交錯 金子務
第1部
第1章 世界宗教と科学 伊東俊太郎第2章 キリスト教以前の科学と宗教 山口義久第3章 ガリレオ裁判の真実 田中一郎第4章 人類文明史の再構築から 嶋田義仁第5章 イスラームと科学技術 三村太郎
第2部
第6章 宗教と科学の融和と拒絶 正木晃第7章 原始仏教における知と信 植木雅俊第8章 脳と心と無意識 前野隆司第9章 鈴木大拙・折口信夫・宮沢賢治 安藤礼二第10章 日本文化における知と技と信 荒川紘第11章 内村鑑三による科学とキリスト教
日本科学協会[ニホンカガクキョウカイ]
編集
金子務[カネコツトム]
監修
内容説明
自然の合理性を信じるか、それとも神を信じるか。AI(人工知能)の急進展により、科学と宗教の関係は新たな局面を迎えている。両者の「対立と融和」の歴史を辿り、未来を展望するための11の視座。
目次
科学と宗教の交錯
第1部 ヨーロッパとの対話―知と信の原型から(世界宗教と科学;キリスト教以前の科学と宗教;ガリレオ裁判の真実;乾燥地文明における帝国と宗教の形成―黒アフリカ・イスラーム文明から考える;イスラームと科学技術)
第2部 アジアからのメッセージ―こころの深層を巡って(宗教と科学の融和と拒絶;原始仏教における知と信;脳と心と無意識―脳科学・幸福学と仏教の関係;鈴木大拙から折口信夫へ、そして宮沢賢治へ;日本文化における知と信と技―和歌と俳諧に読む ほか)
著者等紹介
金子務[カネコツトム]
1933年生まれ。大阪府立大学名誉教授。国際日本文化研究センター共同研究員。科学技術史専門。日本科学協会評議員、理事を歴任。著書『アインシュタイン・ショック』(河出書房新社、1981年/岩波現代文庫、2005年、第3回サントリー学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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田中峰和
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