母娘問題〈2〉オトナの親子

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母娘問題〈2〉オトナの親子

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  • サイズ A5判/ページ数 125p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784120050596
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

読売新聞朝刊で連載中の好評連載「オトナの親子」の拡大版コミックエッセイ第2弾。

“毒親”の言葉も浸透しつつある昨今、長生きがもたらしたオトナの親子関係の確執はとても深く、多くの人が悩み苦しんでいます。前半では、1巻で登場した親子のその後を描いています。ついに実家を離れてひとり暮らしをはじめた娘、母に自身の心の悩みを打ち明けた娘、それぞれのジツボはどんな想いを抱え、どう娘と対峙するのが良いのか悩み、一方の娘たちも、ジツボとの向き合い方、程よい距離感を悩みながらも模索していきます。1巻同様、専門家の方々のアドバイスを含めた解説も掲載しています。後半では「著名人の実体験」と「発言小町に寄せられたリアルな声」を加え、より多彩な例を知っていただける内容となっています。本書が、親子関係を見つめ直し、少しでも心を軽くすることに役立てば幸いです。

おぐら なおみ[オグラナオミ]
著・文・その他

内容説明

長生きは、日本の親子関係にこれまでなかった問題をもたらしました。成人した子どもとその親の確執です。読売新聞好評連載「オトナの親子」拡大版コミックエッセイ。

目次

プロローグ オトナになっても母がしんどい
第1章 離れて暮らしてみた結果―三橋家のその後(「別々の暮らし」;「程よい距離感」)
第2章 親子3世代、それぞれの葛藤―田所家のその後(「キツイ言葉」;「後悔先に立たず」;「孫と母と私」)
第3章 母娘関係に悩んだ10人の女たち(村山由佳さん;姫野カオルコさん;小島慶子さん)
第4章 リアル母娘の声 発言小町

著者等紹介

おぐらなおみ[オグラナオミ]
群馬県出身。漫画家&イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美登利

91
この問題は色んなパターンがあってどれも似てるようでどの家庭もほんの少し違う。年代的にその育ってきた環境が違うことも多いのだろう。母親からしてみれば子供のために良かれと思って色々と口を出しているのだと、娘としては感謝する部分もあるのだけど。過干渉も虐待なんだという意識を持たないとなかなか解決する方向にはいかないですね。有名な女性作家さんたちの母娘問題、皆さん苦労したんだと思うとホッとします。高齢の母に冷たい態度を取る自分が嫌になったら、その時は私だけじゃないと思っていいんだなと感じました。2018/07/18

rokoroko

18
大晦日、皆で写真撮ろうと出かける時娘の夫が額を切った。私達は忘れ物があり戻ったので、「孫たちだけでも車で一緒に行こう」と娘にいった。『この子の親は私だし夫がこんな怪我してるのに行くかどうか決断するのも私口出さないで』だって!夫は笑って「娘の最優先事項には実母の言う事に従うていうのはないよ」と言う。いつの間にか毒親になってた私。自戒とともに読了。2024/01/17

りょう

6
あたしは、もう歩みよったりたぶんできない段階にあってー実母が高齢化しすぎてー諦めモードだけど、歩み寄れた人は羨ましいような、でも、人には相性があるから、無理だったなあ、と思ったりの、自分のことをいろいろ思いながら読む人様の母娘問題。前より苦しくなくなったのが、成長か、あきらめかな。2018/12/08

白湯

4
私だけじゃないんだ…と、心が軽くなる部分が多い。出会えてよかったなと思える本。パート2から読んでしまったので、パート1も入手して読むことにする。

フラちゃん

3
続けて2も読んだ。著名人たちの苦しい思いを知ることが出来てそれも良かった。下重さんの『日本人は家族は一体という考えから互いへの期待が強く分かり合ってると思っている。でもそれは幻想』と言う表現がスッと落ちてきた。血の繋がりがあっても相性問題はある。2021/09/01

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