出版社内容情報
蓮如が遺した「知れるところを問う」という言葉を手掛かりに、近現代の諸問題に思いを巡らす。本願寺法主の思索の結晶がこの一冊に。
内容説明
『蓮如の遺した教え知れるところを問ふ』に第四章「信心獲得」を増補。自己自身を問うことから新しい生き方を発見する。
目次
第1章 知れるところを問う(知れるところを問う;負けて信を取る;西洋の近代)
第2章 佛陀の教化(釈尊の出家;教化の佛陀)
第3章 今の世を問う(知性の偏重;有無の邪見)
第4章 信心獲得(有益か有害か;恩、縁、業;浄土教と他力;他力本願;感動、信心獲得)
著者等紹介
大谷暢順[オオタニチョウジュン]
昭和4年(1929)、京都に生まれる。東京大学印度哲学梵文学科を卒業後、同大学大学院仏文学科修了。パリー第七大学で文学博士号取得。名古屋外国語大学名誉教授。パルム・アカデミック勲章(フランス共和国)受章。本願寺法主、一般財団法人本願寺文化興隆財団理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。