出版社内容情報
航空機を製造する技術を持ちながら踏み出せない日本。航空機産業への誤解を解き、この有望事業に官民共に取り組むべきことを説く。
内容説明
これからの日本にとって航空機産業は成長戦略の要である―作れるのに作らない。自動車も列車も船もほとんど国産だが、航空機は多くを輸入に頼っている。だが、航空機産業の将来性はきわめて高く、経済・雇用効果は絶大だ。航空機産業への誤解や先入観を正し、具体的な展望を提示する。
目次
第1話 航空機は誰が作っているのか?!
第2話 日本は大きな旅客機を作れない?!
第3話 必要な航空機は海外から買えばよい?!
第4話 日本にビジネスジェットは無用である?!
第5話 航空機は環境に優しくない?!
第6話 V‐22オスプレイは危険な乗り物なのか?!
第7話 中国の航空機工業の実態は?!
第8話 「戦後空白の七年間」が負の遺産になっている?!
第9話 航空機工業の振興策―真の主要先進国に
著者等紹介
中村洋明[ナカムラヒロアキ]
大阪府立大学客員教授、立命館大学客員研究員、技術経営研究家。元英国法人SSSL(Silicon Sensing Systems Ltd.)取締役会長兼住友精密工業専務取締役。1967年大阪府立大学大学院工学研究科航空工学専攻修了。住友精密工業に入社後、長年、降着システムなど航空機用装備品の設計・開発業務に主として従事。退職後、拓殖大学客員教授、立命館大学客員教授などを経て現在に至る。著書に、『航空機産業のすべて』(日本経済新聞出版社、2012年、平成25年度「住田航空奨励賞」受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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