出版社内容情報
「読売新聞」名物投稿欄「こどもの詩」の、50年分、選りすぐりの200篇。子どもの純粋な目にしか映らない風景が胸を打つ。
内容説明
こどもにしか見えない世界おとなになって忘れてしまった気持ち―だれもが持っていた“しっぽ”を探しにいきませんか?
目次
第1章 1967年~1981年 山本和夫編
第2章 1982年~1989年 川崎洋編
第3章 1990年~1995年 川崎洋編
第4章 1996年~1999年 川崎洋編
第5章 2000年~2004年 川崎洋編
第6章 2005年~2009年 長田弘編
第7章 2010年~2015年 長田弘編
第8章 2015年~ 平田俊子編
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おくちゃん🌷柳緑花紅
88
可愛い!可愛すぎる!そんなまっすぐな素直な詩は、読売新聞家庭欄の「こどもの詩」。50周年を記念しての精選集の本作の中に溢れています。毎朝楽しみに読んでいた時期の選者は川崎弘さんと長田弘さん。詩を読んで涙ぐみ笑い短評を読んで笑って涙ぐむ。あめちょうだい いっこだけでいいです あかとみどり。あたしのくみにね おとうさんからうまれたこが いるんだよ!お父さんとお母さんはけんかをしていて 口をききません お母さんはお父さんに 古いご飯をあげたりしています。子どもってみんな詩人。抱きしめて今夜は一緒に寝ちゃいたい!2017/09/16
Yamazon2030
64
2017(29) 図書館本。 読売新聞掲載の「こどもの詩」50周年の精選集。 こどものみずみずしい感性やストレートな表現に大感動!!! 心が洗われるってこういうことなんですね! こどもの詩を読む中で、稚拙なテクニックに走っていた自分の文章を猛省! 繕わず・ありのままに・丁寧に書く! とても勉強になりました! この本は買って手元に置いて、文章に悩んだときに読み返したいです!2017/06/08
のえる
51
図書館本。 2017年に五十周年を迎えた読売新聞家庭面の「こどもの詩」コーナー。選者は山本和夫さん、川﨑洋さん、長田弘さん、平田俊子さんら日本を代表する詩人たち。投稿できるのは中学三年生以下の子どもたち。子どもたちの新鮮で純粋で素直で正直でまっすぐに表現された、素敵な詩の数々。喜怒哀楽が弾け、かわいらしくユーモア溢れる作品もあれば、せつなく寂しい作品も。これほどの詩をつくる子どもを愛情で包み込む大人がいることも事実。私も優しい芽を尊べる人間になりたい。途中から始まった選者の暖かい短評も彩りを添えるよう。2022/04/29
鱒子
36
図書館本。読売新聞に投稿された、こどもの詩50周年記念本。過去50年分の、幼児から中学生までの詩を厳選したものです。ほっこりしたり、切なくなったり、センスやリズム感に驚いたりーー本当に子供たちって素敵です。現役選者である、平田俊子さんのあとがきも素晴らしく良いです。2017/04/27
№9
31
ちゃんと起承転結があって、特に結びのことばの落としが素晴らしい作品には、秀逸な超ショートショートを読んでいるかのような楽しさがあった。2018/01/01
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