出版社内容情報
人は人、自分は自分。くよくよするより笑って切り替える。前向きな99歳が新たに語りおろした「ご機嫌に生きるヒント」が満載。
内容説明
人は人、自分は自分。くよくよせず笑って気持ちを切り替える。「できない」を受け入れて小さな工夫を。先々を不安に思うより、今を楽しく。99歳、ご機嫌です!
目次
第1章 「さっぱりと欲ばらず生きる」ために私がしてきたこと
第2章 「笑ってすます」ために私が避けてきたこと
第3章 世間体を気にしない素敵な生き方
第4章 生まれて99年こんな人生を歩んできました
第5章 家事を楽しくこなすには
第6章 老いてからも笑って過ごすために
著者等紹介
吉沢久子[ヨシザワヒサコ]
1918年東京生まれ。文化学院卒業。生活評論家、随筆家。女性が働くことが珍しかった時代に15歳から仕事をはじめ、事務員、速記者などを経て、文芸評論家の古谷綱武氏と結婚。家事や暮らしの楽しみ方、国内外の食文化、女性としての生き方などについて執筆を行っている。夫と死別したのち、ひとり暮らし歴は30年以上。現在、99歳で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
157
2019年に101歳で亡くなられた生活評論家吉沢久子さんのエッセイ。参考にしたいと思った所〜「起きてしまったことをくよくよするより、笑って気持ちを切り替える」「あまり大きな望みを持たず目の前のことを全力で」「人は人。自分は自分。人のやることに口出ししない」「老いても身だしなみを整えると気持ちが前向きになる」「人間なるようにしかならないのだから、先々を不安に思うより今を楽しく」「50代、60代をどう過ごすかで老後に大きな差が出てくる」心が豊かになるような生活のヒントが詰まった一冊でした。2021/03/23
はる
21
凄く前向きになれた一冊です。私も一人で生きていく事になりそうな人生なの楽しく生きて行けそうだと思えました。一人を楽しく生きて行くヒントが沢山。楽しみを見つけながら前向きに生きていきたいな~。2017/09/18
洋子
20
今年3月に亡くなられた吉沢久子さんのエッセイ、人の良い所を見る、年をとっても傲慢にならない、生活を楽しむ事、勉強になることがいっぱいでした2019/06/30
りるふぃー
12
99歳の、前向きになれる言葉が、いっぱい詰まってる。クヨクヨとしている人と話をしていると、自分にも暗い気持ちやモヤモヤした気持ちがドーンとのしかかってきて、なかなか消えてくれない。でも、前向きな言葉を発してくれる人の本は、読むだけで力が湧いてくる。私も 後者にならなければ、と思う。人とベッタリした関係を築かないで精神的に自立することが生きる知恵だと、色んな本に教えられる。2021/07/07
ちょこ太
8
いくつになっても好奇心旺盛な吉沢久子さん。真似したい考え方が、たくさんあった。「あまり大きな望みは持たず、目の前のことを全力で」という言葉は特に、今の私にぴったりだった。身の丈にあった目標を持つことにしよう。また、「むれの会」という、それぞれが勉強したことを発表する会に憧れる。とても楽しそう。最近、友達に会っても、近況報告といったことが多いので、お互いの興味のあることをもっと語れるようにしていきたい。2019/12/31