紀州のエジソンの女房―島精機を支えた肝っ玉母さん・島和代物語

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紀州のエジソンの女房―島精機を支えた肝っ玉母さん・島和代物語

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  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120049132
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

世界的織機メーカー・島精機製作所の創業者であり、「紀州のエジソン」と呼ばれる島正博を支え励まし、逝った妻・島和代の一代記。

内容説明

完全無縫製のニットを製造するコンピュータ編機「ホールガーメント」で知られる世界的企業・島精機。発明家でもある創業者・島正博が、妻・和代と二人三脚で築いた会社である。和代の「それ、世界初なんか?」の言葉が夫を発奮させ、比類なき製品を生み出す原動力に。社の黎明期には内職などで家計を支え、4人の子どもを育てた。晩年は「ホエール和代」というニックネームでラジオ番組にも出演。世の不正に“吼える”まっすぐな気性や気さくなおしゃべりで人気を集めた。島精機社長夫人としてだけでなく“和歌山の母”として、故郷や社員、そして家族を愛し、愛され、75歳で急逝した和代の波瀾の生涯を、島精機の歴史とともに描く。

目次

第1章 青年発明家との出会い
第2章 夢追い人を支えて
第3章 嫁として、一男三女の母として
第4章 子どもたちの巣立ち
第5章 人生、山あり谷あり
第6章 和歌山の母「ホエール和代」
第7章 愛をありがとう

著者等紹介

梶山寿子[カジヤマスミコ]
ノンフィクション作家。神戸大学文学部卒業。テレビ局制作部勤務を経て、渡米。ニューヨーク大学大学院で修士号取得。企業経営者やアーティストの人物ルポのほか、女性の生き方・働き方、ソーシャルビジネス、教育などをテーマに幅広く執筆。書評家、放送作家としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にこ

8
作業手袋製造業として読まずにはいられません。大変興味深く読みました。うちは、ごく小さい業者ですが大きな力を貰えました。2017/12/30

畑本有紀

2
彼女の生き方、信条、全てが賞賛に値します。私のバイブルになりました。2017/11/01

こぺたろう

2
島精機(実は和歌山の誇る上場企業)という会社を、私は和歌山に来るまで知りませんでした。その社長である島正博氏の妻・和代氏の生涯を描いたのが本書です。創業前後の苦しい時代から亡くなる間際まで、夫や故郷である和歌山県の発展のため尽力されてきた御姿を見ると、胸を打たれます。終わりのページには、在りし日に和代氏が書いたと思われるメッセージが掲載されていて、これもまたグッと来ます。良書です。2017/02/05

でかぴょん

0
★★★☆☆2017/06/10

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