novella・1200
水槽の中の女

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  • サイズ B6判/ページ数 123p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120049088
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

余命半年と宣告された62歳の男が、長年妻に隠し密かに味わってきた背徳的愉悦をノートに記し始める。その異様な出来事とは…。

内容説明

死期迫る男が書いた妻への忘執の記。男は20年間胸に秘めてきた出来事をノートに綴り始めた。それが妻への特異な形の深い愛情の吐露だと信じて。始まりは、学生時代に経験した年上の女との奇妙なセックスだった…。

著者等紹介

勝目梓[カツメアズサ]
1932年東京生まれ。長崎の炭鉱で働くなど様々な職を転々とする。67年「マイ・カアニヴァル」が芥川賞候補に、69年には「花を掲げて」が直木賞候補となる。74年「寝台の方舟」で小説現代新人賞を受賞し、以後濃密な官能とバイオレンスを融合した小説でベストセラー作家として活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

107
勝目梓は、昔バイオレンス物を結構読んでいて、最近新作中心に読んでいる作家です。二段組ながら頁数の少ない中編の作品です。官能色はあるものの、ほのぼのとした夫婦の性愛物語でした。昨年読んだ蓮實重彦の「伯爵夫人」よりも、充分エレクトしました(笑)2017/01/27

世玖珠ありす

4
最近は「老いらくの性」を題材にした官能小説が多い著者。今作も、末期癌を言い渡されたアラカン男子の性倒錯をカミングアウトした手記形式の官能小説。青年期の性体験が影響して、自分の妻の性行為を窃視したい欲望にとりつかれた主人公が図った計画。私的には、すべて妻は理解していたように思いますが?2016/12/31

ねぎまぐろ

1
★★★★2025/06/15

ピロピコ

1
う〜ん面倒臭いけどドキドキした2023/03/01

mick

0
おやじの妄想ファンタジーだな。前情報なしで読み始めてから、あーこういう話しだったかと、読み方を変える。まあこれはこれでいいのか。2017/03/25

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