21世紀の「中華」―習近平中国と東アジア

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  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120049064
  • NDC分類 319.22
  • Cコード C0030

出版社内容情報

習近平政権が発足して3年。世界秩序の変更を迫る世界第二の大国と我々はどうつきあうべきなのか。第一人者による冷静な外交論。

内容説明

尖閣、歴史認識、AIIB、南シナ海情勢…中国はなぜ脅威なのか日本はどう対峙すべきか。中国外交史の第一人者による初の現代中国時論集。

目次

1 序奏―2012~2014(“チャイナ・リスク”の見積もり;安倍政権に求められる歴史的評価への想像力;「歴史的」日台漁業協定締結―その意義と課題 ほか)
2 展開―2015~2016(外交懸案、長期の視野で;歴史イヤーを迎えて―連続する記念行事への展望;AIIB狂奏曲 ほか)
3 長期的論点(対日新思考から一〇年―変化と継承;戦後日中「和解」への道程とその課題―安倍談話の観点をふまえて;中国の海洋戦略と日米同盟)

著者等紹介

川島真[カワシマシン]
東京大学大学院総合文化研究科教授(国際関係史)。1968年神奈川県生まれ。東京外国語大学外国語学部中国語学科卒業。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。著書に『中国近代外交の形成』(サントリー学芸賞)など。世界平和研究所上席研究員、nippon.com編集長、内閣府国家安全保障局顧問。日中歴史共同研究外部執筆者、21世紀構想懇談会(70年談話委員会)委員なども務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケニオミ

9
21世紀に中華料理がどのようになるかの話では勿論ありませんよ。世界第二位の経済大国になった中国。中華思想に毒されている中国が今後どのように共産主義を守りながら、自我を満足させようとするのか。それに対し、日本はどのような選択の余地があるのかを多角的に論じた本です。著者は中国問題の第一人者であるのでしょう。僕には、著者があまりにも風呂敷を広げ過ぎた感が強く、全体としてぼんやりとした印象しか受けませんでした。2017/02/23

さとうしん

5
同じ著者による『中国のフロンティア』の姉妹編ということで読んでみることに。こちらは2012~16年までに新聞・雑誌等で発表した時評をまとめたもの。中国が国際秩序の挑戦者か貢献者か、あるいは、イギリスに挑戦しつつも既存の秩序を受け入れたアメリカのようになるのか、それとも二度の世界大戦で英米に挑戦したドイツのようになるのかが主要なテーマとなっている。本書を読む限り、その二つの顔を使い分けているということになりそうだが…2017/06/06

katashin86

2
習近平政権の立ち上がる2012~2016年における中国・東アジア情勢に対して川島先生が各種論壇で発表したものの集成。2016年から6年を経て、当初の見立てからどんどん変質していった習近平体制を振り返ることができた。2022/11/12

Hatann

1
2012年から2016年にかけての既発表の小論を再録するとともに最後に総括的な長めの文章を加えてあるが、2012年当初の予測については実態と違っていたところに訂正が入っている。ほんの少し前の小論がおかしいというのではなく、それくらい中国の変化が急激であるということの証であり、面白い試みだ。日中関係には過去(歴史問題)と現在・未来(経済問題)のふたつの軸があり、状況によって世論が揺れる。過去が消えることがないことを正面から認識すれば、不断の努力に加えて、著者がいう国際広報も極めて重要な要素となるのだろう。2018/01/03

Masayuki Shimura

0
【毛沢東の建国,鄧小平の発展,そして習近平はこれまでの指導者がなしえなかった失地回復を実行できる新たな大国としての中国を築こうとしている,というのが習近平政権のイメージであろうし,その新たな中国像を国内に提供することが正当性の基礎になると考えているものと思われる】(文中より引用) 時系列的に複数の論考が掲載されているため,ここ数年の中国をめぐる国際関係の動きを把握する上で大変有益。 物事の変化に応じて,中国研究者の目線がどのように変化したか/しなかったかを考えることができる点も興味深かったです☆5つ2019/11/11

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