木佐木日記〈下〉名物編集長・滝田樗陰と関東大震災

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  • サイズ B6判/ページ数 486p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120049040
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「中央公論」編集者が見た未曾有の災害と激変する社会。ジャーナリズムの貴重な史料を、新発見の「原本」を収録して復刊。

内容説明

幻の「日記原本」、初公開。若き『中央公論』編集者が見た、未曾有の災害と、激変する社会。

目次

大正十二年(一九二三)九月十日~
大正十三年(一九二四)
大正十四年(一九二五)
新出史料 日記原本

著者等紹介

木佐木勝[キサキマサル]
1894(明治27)年、東京生まれ。早稲田大学英文科卒業後、1919(大正8)年、中央公論社に入社。滝田樗陰のもとで「中央公論」編集を担当し、27(昭和2)年編集長に就任。29年に退社し、改造社勤務を経て、戦後、文筆活動にはいる。79年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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rbyawa

2
i056、下巻の巻末で「実際の当時の日記を使ったフィクションの一種」とばらされるのですが…中央公論編集長の瀧田氏の死後辺りで違和感があってまあなんとなく…納得。瀧田、伊藤、葛西善蔵の書き換えはまあいいんだけど、高野さん、小川未明、久保田万太郎の書き換えはあれはちょっと…特に未明さんはなにしてあんな言われ様…。とはいえ、まあ回想ものとして読めば多少美化くらいはねー、回想って銘打ってたらもう少し報われてた気もするけどね…。当時の作家評価やぶつ切れでも事情などは掛け値なしに良かったかな…あと葛西さんとの関係ね。2018/08/24

koishikawa85

1
図書館の本。下巻も付録と解説のみ読んだがこれが圧倒的に面白い。原本は悪口のオンパレード。まだ若かったんだろうなあ。結局木佐木日記は一種の日記風回想録であることがわかってしまった。しかし中央公論退社後の木佐木氏の人生は楽なものではなかった。解説ではこの回想録は滝田樗陰と比較して山本実彦や嶋中雄作を貶める政治的意図があった、木佐木氏の性格は老いても変わっていないと断じられている。2018/09/24

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