内容説明
「大阪発」だからここまで言える!日本創成会議座長増田寛也、改革派知事とも丁々発止の大激論!安倍政権の目玉政策はうまく機能しているのか?“消滅の危機”は現場で共有されているのか?住民2人だけの島の今後、「地域おこし協力隊」がはらむ問題点、崖っぷちから再生に向かった町の秘訣、地域のリーダーに必要な素質…
目次
大阪発の本音!「地方創生の真実」がここにある
1 徹底討論編(対談 増田寛也(日本創成会議座長)×辛坊治郎「消滅可能性都市896」公表で日本は変わったか
座談会 仁坂吉伸(和歌山県知事)×平井伸治(鳥取県知事)×辛坊治郎「この際、関西圏で独立しませんか?」)
2 ルポルタージュ編(崖っぷち行政の試行錯誤;一人ひとりの力が日本を変える)
著者等紹介
辛坊治郎[シンボウジロウ]
1956年鳥取県米子市生まれ。大阪府岸和田市育ち。早稲田大学法学部卒業後、読売テレビ放送に入社。プロデューサー、報道局解説委員長などを務めた後、大阪綜合研究所代表就任。現在は「ウェークアップ!ぷらす」「朝生ワイドす・またん!」「そこまで言って委員会NP」(すべて読売テレビ)など、テレビ番組の司会、ニュース解説で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書実践家
12
そう遠くない将来に高齢化問題がこの社会に浸透する。その浸透圧は、国難に近い状況を生み出し、発想の転換を要求するに違いない。何ができるのか。景気を良くすること。そして、結婚して安心して出産・子育てができる社会にしていくこと。そのために、どんなアイデアを出せるか。この国は、この対応次第で強くも弱くもなる気がした。関西ではおなじみの辛坊さんは、辛辣で面白いトークが魅力で、本は初めてだったが、面白かった。2016/03/20
浅見ヨシヒロ
7
『地方創生』という言葉を最近耳にすることが多くなってきているが、実際は簡単なことではない。これまでの様々な国の施策が上手くいかなかったから現在の地方の疲弊があるのであって、今更『地方創生』と謳ったからと言って劇的に状況が好転するわけがない。しかし、この本に書かれている事例は、そんな芳しくない現在の地方の状況の中にあって一筋の希望の光でもある。2016/03/12
チョビ
2
辛坊さんの本ではなく、「ウエークアップぷらす」でおそらく紹介されたネタの文章版でしょうか。地方で困っている人の紹介やこうすれば地方もよくなるのでは、という現場の努力が色々。こういうの読むと、「車持っている人はいいのでしょうけどねえ」と。結局インフラの整備がある程度地方が再生する一つのありよう、と結論つけたいのかなあ?最後は自家用車なんだよねえ、と思うけど、自家用車の所有だって大変なんでは?と免許のない人間はぼんやり思う。2017/02/01
葉
2
大阪にいる時は辛坊さんをよく見ていた。増田レポートの増田さんと話しており、増田さんは持続可能性が重要であるとしている。鳥取県と和歌山県の県知事は改革的思索が多いらしい。定期船運航の行政コストは年に1500万円らしい。子供が育つまちの作り方が重要であり、安心して子育てできるようなソフト面を支援する取り組みも行われているらしい。集落の在り方や女性と農業などについて書かれている。2016/03/13
Noriko S
1
番組の内容をまとめた本。 大阪発だから、本音で語っていて面白い。 2021/12/20