出版社内容情報
中国歴史小説の大家が初めてその半生を語った読売新聞連載「時代の証言者」に、著者自身の書き下ろしによる「おまけの記」を付す。
内容説明
作家生活25周年を記念する唯一無二の自叙伝。秘蔵写真多数収録。
目次
第1章 時代の証言者(中国古代に魅せられて;母との距離感じた幼少期;お気に入りの白砂青松 ほか)
第2章 おまけの記(英語と漢語;石の亀;床下の美 ほか)
第3章 未発表作品(闘牛士の歌;山の家;時に溺死する ほか)
年譜
著者等紹介
宮城谷昌光[ミヤギタニマサミツ]
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。94年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年、第三回司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
125
宮城谷さんの自叙伝です。結構若い頃はすごい短気だったようですね。様々な仕事などを経験されてそれでも自分で書き続けていたということで、自分のやりたいことをやり続けているということで頭の下がる思いです。この本には高校時代からの未発表作品が掲載されています。私の高校時代にも同じような人がいてどうなっているのか、思い出しました。2016/06/05
kiho
14
作家になりたいという想いを長年かけて成就させたことが、若き日々を綴った中ににじみ出ている⭐まだそれほど宮城谷さんの作品には触れていないのだけど、大作家との以外なつながりや書くことへの飽くなき探究心に納得♪2016/08/22
スプリント
7
宮城谷昌光氏の自叙伝と未発表作品、年譜という構成です。作家として独り立ちするまでに苦心談や司馬遼太郎との関わりなど興味深い内容でした。2016/05/29
はかせ
5
著者の青年期がうかがえる貴重な一冊。ではあるが文体は現在につながるとはいえ未発表の習作はいささか読みづらい。2015/11/25
月華
4
図書館 新刊コーナーで見かけて借りてみました。昔、著者の『太公望』を読んだことを思い出しました。支え続けた奥さんがすごいなと思います。資料を置くために家を建てるというのは、私の知らない世界、と思いました。2016/08/06
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