出版社内容情報
19世紀後半から20世紀前半の西洋で盛行したジャポニスムと、これに先行したシノワズリは、どちらが根底的な影響を与えたのか。
内容説明
西洋世界により大きな影響を与えたのはどちらか?「文化史のリオリエント」を鍵に、これまでの評価を再検討する。
目次
第1章 通説をめぐって(シノワズリーとは何か;シノワズリーに対する評価;ジャポニズムとは何か;ジャポニズムに対する評価;通説的理解への疑問)
第2章 リオリエント(一八世紀までのアジアの経済力;リオリエントの議論の広がり)
第3章 文化史のリオリエント(極東とイングランド;中国の庭園概念の影響をめぐって;二〇一〇年に観光された二つの著作;「文化史のリオリエント」への評価)
第4章 連続性を考える(ヴィジュアルな、そして物質的な影響;研究史を再検討する;見逃されてきた中国の影響力;一九世紀中葉におけるシノワズリー復活の兆し;中国と日本のイメージの落差)
第5章 万国博覧会における日本と中国(一八五一年大博覧会;一八六二年ロンドン万博;一八七六年パリ万博;一八七三年ウィーン万博;一八七六年フィラデルフィア万博;一九〇四年セントルイス万博;万国博覧会に対する日本と中国の姿勢)
著者等紹介
東田雅博[トウダマサヒロ]
1948年、大阪市に生まれる。広島大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。富山大学人文学部教授、金沢大学文学部教授などを経て、金沢大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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