出版社内容情報
学びを続けたくなる手習い所「せせらぎ庵」。
やっぱり、おっ母さんが一番
子は親を選べない。
――そんな言葉をものともせずに、寄り添う覚悟を決めた筆子を、千世と平太はどう守る!?
鬼千世先生の手習い所の居候平太に、苦手な筆子ができた。そのおゆうは辛辣で毒舌に容赦がない。だが、ある夜おゆうは顔に痣を作った母と、救いを求めてくる。酒と男にだらしない母親が、再婚した若い男に殴られたのだ。母親は、前夫を亡くして以来頻繁に揉め事を起こしていた。やってきた若い男を薙刀で撃退した千世だったが、男がやすやすと諦めるはずもなく……。
内容説明
鬼千世先生の手習い所の居候平太に、苦手な筆子ができた。そのおゆうは辛辣で毒舌に容赦がない。だが、ある夜おゆうは顔に痣を作った母と、救いを求めてくる。酒と男にだらしない母親が、再婚した若い男に殴られたのだ。母親は、前夫を亡くして以来頻繁に揉め事を起こしていた。やってきた若い男を薙刀で撃退した千世だったが、男がやすやすと諦めるはずもなく…。
著者等紹介
澤見彰［サワミアキ］
１９７８年生まれ。埼玉県出身。２００５年光文社の新人発掘企画「ＫＡＰＰＡ‐ＯＮＥ登竜門」より『時を編む者』でデビュー。以来、ファンタジー小説や時代伝奇を執筆。近年は積極的に時代小説を手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
13
悪くはないのかもしれないけれど何となく魅力にかける2024/04/28
mimimimimemo12
1
千世先生の手習所に通う筆子たち。居候する平太は様々な事件に遭遇する。男にだらしない母親を持つおゆう、空き巣に入る子供たち。平太の冷静な対処と千世先生の男気にやられた。2023/12/01
シンミチ
0
今回も面白かったな。平太が成長しているのが嬉しい。産まれた環境や親を子供は選べないけど、だからこそ教育が大切なんだと思う。今も昔も教育の意義は変わらない。2024/09/08
