どこの家にも怖いものはいる

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120046377
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

作家の元に集まった五つの幽霊屋敷話。人物、時代、内容…バラバラなはずなのにある共通点を見つけた時ソレは突然、あなたのところへ現れる。これまでとは全く異なる「幽霊屋敷」怪談に、驚愕せよ。

著者等紹介

三津田信三[ミツダシンゾウ]
奈良県出身。編集者をへて、2001年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。10年『水魑の如き沈むもの』で第10回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こうじ

193
⭐️⭐️⭐️3/5 面白かった(*^_^*)最期の終章で、某千葉県というところでゾッとしてしまった。千葉も広いし、うちじゃないよね?うちじゃないよね?^_^;あ〜夜が怖い〜^_^;変な音なりませんように!^_^2016/04/04

nuit@積読消化中

192
大好物の幽霊屋敷モノ!時代や登場人物も異なる5つの怪異になんとなく重なるモノがあり、それぞれがそのまま長編にしてくれても良さげなネタがぎゅっと詰まってます。古い時代設定の怪異が好きな私は「異次元屋敷」「或る狂女のこと」にのめり込みましたが、もし一人暮らしの時に「幽霊物件」を読んでいたら、隣の部屋の物音が気になって眠れなかったんだろうな〜と、昔の一人暮らしを想い出してみたり(苦笑)。三津田信三さんの本はまだ数冊しか読んでませんが、年内中には刀城言耶シリーズと死相学探偵シリーズには着手したいです!2017/06/28

nobby

163
もう面白さに加えて、自分に降りかかりつつある恐怖から逃れたくての一気読み!手元に集まった、どこか似ている怪談の大本である怪異を突き止めることが出来るか。伝えられる内容は時と場所、体験者、その正体や事象が違えど何か重なるところが無い訳でもない。最終的に示された五つの話とも、カタカナひらがなでの擬音で描く迫り来る模様、“割れ女”や“あれ”と表される存在にゾクゾク怯える。それが読み手にも憑く可能性が示唆されて身震い覚えるのと同時に、様々な事実や伏線を解明して示されていく様には思わず感嘆の溜息を度々こぼすばかり。2018/01/18

みっちゃん

122
冒頭の出版社からの「お願い」からもうかなり怖い((((;゜Д゜)))「やめとけ!今なら間に合う!そのまま図書館に返せ」心の声にも拘わらずやはり読んでしまった。どこか奇妙な類似点を持ちながら、1つまた1つと積み重なる体験談。特に4番目の話のおぞましさは半端じゃない。最後に作家三津田が出した結論には、おお!と驚かされたが、最後の参考文献…あれ、ホントですか?Σ(T▽T;)今夜は「あれ」に無理やり瞼をこじ開けられないように、目を開けたまま寝ますぅ(*ToT)明日、もう図書館に返します!2014/10/21

とろこ

92
面白かった。ほぼ一気読み。ホラーというより、日本独特の怪談に、謎解きというミステリ要素が加わった感じがした。「見えないもの」や「怪異」、「異空間」は、きっと、身近にあるのだと思う。それを感知したり経験するかどうかは別として。現代人が知らないものは、まだまだ、たくさんある気がする。海底や山奥、宇宙に、人類が未知のものが多くあるように。個人的には、二つ目の話・「異次元屋敷 少年の語り」が怖くて好みだった。ただ、怪異の正体の過去には同情もするが、全く関係のない人々まで巻き込むのは納得できなかった。2017/07/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8190552
  • ご注意事項

最近チェックした商品