出版社内容情報
民意と世論に踊る政治家、テレビのなかで消費される知識人……指導者の劣化か醜い大衆の反映か。大震災後の社会を読み解く評論集。
内容説明
指導者の劣化か、醜い大衆の反映か。民意と世論に踊る政治家、テレビのなかで消費される知識人、「上から目線」を悪とする社会…超ポピュリズム時代の希望とは。震災後の「空気」を読み解く評論集。
目次
第1章 大衆高圧釜社会の風景(「国民のみなさま」とは誰か―大衆御神輿ゲームの時代;日本型ノブレス・オブリージュの真髄 ほか)
第2章 政治家と知性(日本政治を覆う「反知性主義」;知性主義・脱知性主義・スーパー知能主義 ほか)
第3章 メディア知識人論(大衆高圧釜社会と知識人;メディア知識人の系譜)
第4章 歴史にみる知識人(昔日の知識人;岩波文化)
第5章 自分史から見る(大学今昔;教養としての歴史 ほか)
著者等紹介
竹内洋[タケウチヨウ]
1942年(昭和17年)東京都生まれ、新潟県育ち。京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。教育学博士。京都大学教授、関西大学教授などを経て、現在、関西大学東京センター長。関西大学名誉教授、京都大学名誉教授。専攻、歴史社会学、教育社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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