内容説明
近代日本の外交において極めて重要な課題であった対中政策を、新しい研究動向から踏まえた国際関係史の視点から考察する論考5篇を収録。近代日本政治の“歴史的文脈”を解明するシリーズ最終回配本。
目次
第1章 一九世紀後半の日中通商交渉史―日本の貿易戦略と清国の事情
第2章 一九〇〇年代日本の対中外交と列強協調
第3章 二十一箇条要求と日中関係・再考―中国側の対応を中心に
第4章 戦間期アジア・太平洋秩序と国際的民間団体―アメリカ政府の‘political missionary’
第5章 満洲国の政治と経済―戦時開発国家とその遺産
著者等紹介
川島真[カワシマシン]
東京大学大学院総合文化研究科准教授。1968年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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