内容説明
さまざまな場面を想定し、初心者でも自然な立ち振る舞いを身につけることができる手引き書。いつでも気軽に抹茶を楽しめるように基本の心得と所作を伝授。丁寧で豊富な図解。
目次
第1章 茶道ってなあに
第2章 茶室での作法
第3章 お茶を学ぶときには
第4章 お客様になってみましょう
第5章 点前に入る前に
第6章 盆で点てる点前
第7章 省略なんてしたくない人に
第8章 茶席の飾り
第9章 もてなしの工夫
著者等紹介
田中仙融[タナカセンユウ]
公益財団法人三徳庵大日本茶道学会本部教場教場長。聖心女子大学文学部歴史社会学科史学日本史卒業。博物館学芸員資格を取得。現在、月刊誌「茶道の研究」で点前の解説を連載中。また、各地の支部での茶道・茶花指導に注力し、各種企業・団体などの依頼に応じて呈茶、茶道・茶花の講演を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Mimi Ichinohe
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流派によって所作が異なるのですが、基本のイロハは同じなので、どの流派でも参考になると思います。ちなみ「茶道」も表千家では「さどう」というけど裏千家では「ちゃどう」と読む。作者は裏の方のようで「ちゃどう」と言っています。手の組み方、立ち方、座り方、襖の開け方、茶碗の持ち方など、教室ではお点前の仕方などに気をとられていて見過ごしていることを丁寧に教えてくれていてお勉強になりました。正座から腰を少し浮かせてつま先を立てた状態を「翹足(ぎょうそく)」というのを初めて知りました。2013/08/03
コモヒ
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色々細かい決まりを読んでると、まるでダンスの振り付けのような、頭がクラクラしてくるけど、大切なのは「おもてなしの心」であると言うその一点が芯にあるので、心が折れそうになっても戻ってこられる。一回ではとても。何度も読もう。2013/05/17
〇△□
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作法や茶の点て方が詳しく載っていた。2022/01/26