内容説明
苦難の末に、インスタントラーメンを発明して世界の食文化を変えた男の、絶対あきらめない波瀾万丈の人生。珠玉の名言集付。
目次
第1部 安藤百福伝(起業;不屈;発明;独創;聖職;散華)
第2部 安藤百福かく語りき(逆境;創業;発明;商売;商品;経営者;組織;仕事;賢食;健康;最後の年賀状)
第3部 安藤百福年頭所感
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
14
朝ドラにひかれて手にしたが、つくづく安藤百福さんの生き方の凄さ、道を切り開く力に圧倒されました。 付された安藤百福語録、年頭所感にも、刺さってくるものが沢山ありました。2019/01/23
真朝
8
今や世界のカップヌードルを発明した方です。朝ドラの主人公の旦那さんの役のモデルになった方。どんなに凄い人にも挫折があり、悩みもありで、苦労が忍ばれました。おいしいカップヌードルを作ってくれてありがとうございます。2019/02/27
ROY
5
失ったのは財産だけじゃないか。その分だけ経験が地や肉となって身についた。うーん2014/02/25
無謀庵
2
人類は麺類(英訳不能)。金は失っても人脈は力になるんだなあ、とドライな感情と共に読んではいたけれど、パクリ商品の乱舞やらカップ化、宇宙進出と即席麺の歴史がまさにここにある。カップラーメンが浅間山荘でヒットした話、たしか佐々淳行の本にもあったなあ。2014/12/20
タカ
1
「私の履歴書」で安藤さんの自伝を読んだのはもう20年近く前のこと。「まんぷく」を流見しながら、またミスターヌードルの物語を読みたいと思っていた。本書では即席めんの開発物語だけでなく、日清食品が社会貢献活動、とりわけ教育とスポーツ振興に力を入れている理由がよく理解できた。 最近「還暦からの底力」で出口治明さんが主張した、「高齢者が活躍する社会」を一早く自ら実践されたのが安藤百福その人であったのだ。2020/08/19