内容説明
天才シェフも、偽グルメも一刀両断。フランスで最も恐れられ、毒舌で知られる美食ジャーナリストが、欲望が渦巻く「食の都」の見栄と奢りをニヒルに暴き、お洒落に嗤う。しなやかにしたたかにパリを楽しむヒントが満載。
目次
まかないを食べる料理人は見るに耐えない?
フランシス・ベーコンの絵さながらに歪んだ、私たちの顔
フランス人が関心ないのは当然だ
眠れる記念サイン帳を起こすな!
夢から目を覚ませ
男臭すぎる店
眩い2人のロリータ
客寄せラッパとカマンベール、そして金庫
そう言ったっけ?覚えてない
窒息しかけた隣客〔ほか〕
著者等紹介
シモン,フランソワ[シモン,フランソワ][Simon,Francois]
1953年、ロワール地方サン・ナゼール生まれ。1976年よりナントで夕刊紙「プレス・オセアン」に入社。1981年「ゴー・ミヨー」のガイドと雑誌にてレストラン批評、開始、以後、料理とワインの雑誌「キュイジーヌ・エ・ヴァン・ド・フランス」の編集長(1985年)、「フィガロスコープ」の編集長(1987年)、同誌編集局長(1995年)を経て、日刊紙「フィガロ」紙の編集委員(1996年)となる
伊藤文[イトウアヤ]
立教大学卒。コルドンブルー・パリ校を卒業後、各雑誌に食文化の記事を寄稿。フランス在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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