• ポイントキャンペーン

不破哲三 時代の証言

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120042195
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

旧制一高在学中、16歳で日本共産党に入党し、書記局長、委員長、議長を歴任。連続当選11回の衆議院議員として18人の歴代首相と白熱の論議を展開し、「自主独立」を掲げて旧ソ連や中国の共産党とも論争した。81歳を迎えた今、自らの歩んだ半生と目撃してきた時代を語る。

目次

1(「神国」信じた軍国少年―小、中学校の頃;「反戦・獄中の党」に傾倒―一高在学中の入党 ほか)
2(水面下の「敵対工作」―ソ連との論争;圧巻のホー・チ・ミン発言―北ベトナム訪問 ほか)
3(共産党排除の「オール与党」―八〇年代の逆転;アフガン侵攻を徹底批判―巨悪は許さず ほか)
4(誤り認めた中国共産党―三二年の断絶を超えて;独自外交「当たって砕けろ」―野党外交の手ごたえ ほか)

著者等紹介

不破哲三[フワテツゾウ]
本名、上田建二郎。1930年、東京に生まれる。東京大学理学部物理学科卒業。日本鉄鋼産業労働組合連合会本部書記を経て、64年より日本共産党中央委員会で活動。書記局長、委員長、議長を歴任。その間、69年より2003年まで衆議院議員を務める(連続当選11回)。現在、党常任幹部会委員、党社会科学研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

midnightbluesky

2
不破さんは個人的に興味のある人なので、その誠実な人柄があらわれるような内容&戦後の政治と共産党の貴重な記述がけっこうあるが、宮本書記長とは対照的な印象。共産党系の出版社ではなく読売系の中央公論新社から出版されているのも気になる。志位さんにもこの手の本書いていただきたい。選挙で自民党も他の党もイマイチだから共産党に票が流れる、って現象はもう昔話なんだなぁ・・・と思うことしきり。2012/11/22

中山ラモ

1
不破哲三が選挙に初めて出るときに、自分の演説をテープに録音して宮本顕治に聞いてもらっていたらしい。不破のスタイルはミヤケンの検閲を通っている2016/05/01

がんぞ

1
昨年、読売新聞に連載され誠実な態度に感心したが、まとめて読むと、ごまかしたところがあるような。戦前はテロ集団だったし、戦後も他国の指示のもとに動いた売国奴であった。80年代の党勢退潮を「反共連合」のせいにするのはどうか。21世紀になって原発の危険性を指摘した吉井議員の功績は結構だが、戦争を望まないでも「社会主義国の核戦力優位による世界改革」を期待していたはず(66年に北ベトナムに行ってホーチミンが「南ベトナムで解放派が処刑されている」と言ったというがホーも反対派処刑と暗殺では同じあるいはもっとだしなあ)2012/06/27

ひかりパパ

1
かつて党の書記局長に選出された時、マスコミが代々木のプリンスともてはやしたが、決してそんなことなく地道に歩んでこられた誠実な性格の人だ。共産党の幹部として多忙なのにマルクスの研究者としては、日本を代表する業績をあげておられる。驚くばかり。2011/03/25

すじめ

1
家が散らかっているのに、1ページ目からラストまで、一気に読み終えてしまいました。本人も言っているが、政治史の現在と将来を考える材料、だと思う。2011/10/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3005526
  • ご注意事項

最近チェックした商品