赤毛のなっちゅん―宝塚を愛し、舞台に生きた妹・大浦みずきに

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120041662
  • NDC分類 775.4
  • Cコード C0095

内容説明

華やかな宝塚トップスターの素顔、童謡『サッちゃん』の父との少女時代、そして、癌闘病と看取り…家族の絆、人との出会いが胸を打つ実姉による書き下ろしエッセイ。

目次

第1章 別れの会
第2章 子どもの頃
第3章 宝塚
第4章 花組時代
第5章 独り立ち
第6章 病気

著者等紹介

内藤啓子[ナイトウケイコ]
1952年、大阪府大阪市阿倍野区に生まれる。75年、東京女子大学文理学部日本文学科卒業。75年より一年間アメリカに子守留学。その後英語塾講師、兼、阪田寛夫私設秘書。83年、内藤敏樹と結婚。2003年、大浦みずき事務所取締役に(現在は代表取締役)。妹の退団後、熱烈な宝塚ファンになる。故・阪田寛夫の長女(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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くみっふぃー

9
3年半ぶりに再読。お姉さまの回想録。何度読んでも涙が溢れる。大好きなつめさん。舞台上で輝いていたなつめさん。誰にでも優しかったなつめさん。神様のもとにお帰りになって4年半経っても、なつめさんは私の心の中にいる。想い出の中にいる。なつめさんありがとうございました。愛の詰まった本を上梓してくださったお姉さまにも心から感謝いたします。2014/05/21

けいちか

7
なつめさんの宝塚最後の作品を東京で何度も見たことを思い出しながら読んだ。その後、私も日本を離れたため、卒業後の「女優」の仕事ぶりはネットでしか知らなかったが、この本を読んで、改めて素晴らしい仕事をたくさんなさったことを知った。残された家族が辛いのはどこの家庭でも同じかもしれないが、辛さは人それぞれだ。お姉さんのそっけないほどの暖かい言葉に涙した。2016/02/11

長くつしたのピッピ

5
宝塚のスター大浦みずきの半生記。「さっちゃん」の作詞で有名な阪田寛夫やそのお嬢さんのことは阿川佐和子のエッセイでよく登場したのでとてもなじみがあるのに知らないことが多く、お姉さんが書かれたこの小説でより身近な人になった。家族全員に愛され大切にされてきたのが、とても良くわかった。羨ましい位の妹愛が行間からにじみ出ていた。2018/02/04

kinta

4
大人の男役・大浦みずきを甘えん坊の妹、という視点から奮闘する人生を描く。姉に、というか身内に見せるなつめさんの表情がひどく新鮮。一人の少女から、憧れの男役になって、偉大なOGの一人となったとしても、人生修行や正解のない世界で奮闘する一人の人間としての苦闘を、外側をしっている人間としては新たかな扉を開けてしまった背徳感を味わう。ただ、人生に「正しい」というものはない、というのを如実に浮かび上がらせていて胸を突かれた。合掌。2022/06/20

びいなす

2
大浦みずきさんの子供時代や若い頃のエピソードが楽しくて読み進めましたが、後半の闘病生活については少し辛くなりました。でも最期まで生きる努力をしたなーちゃん、多くの人が彼女を支えてがんばる様子に感動しました。この本を著して下さった内藤啓子さん、ありがとうございます。2020/11/24

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