防衛の務め―自衛隊の精神的拠点

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  • サイズ B6判/ページ数 324p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120040788
  • NDC分類 390.7
  • Cコード C0031

出版社内容情報

初代防衛大学校長が学生に熱く語りかけた、民主主義時代における自衛隊のあり方、そして幹部自衛官の理想の姿とは。

内容説明

初代防衛大学校長が学生に熱く語りかけた、民主主義時代における自衛隊のあり方、そして幹部自衛官の理想の姿とは。

目次

1 学窓の人となる折に(心の準備;任務と社会、国家、防衛組織;何をどう学ぶか)
2 学窓を巣立たんとする折に(受けた教育訓練の意義;守るのは何か;守る力)
3 記念式その他の折に(任務と生きがい;学生生活談義;気風と伝統)
4 民主主義時代の幹部教育の創造のために(学校環境二題―米英の例;防衛大学校の毎日;自由国家の防衛意識;心と行為に規律を―国防に就く青年のために;往訪の旅に思う;卒業生に告げる;小泉信三先生;伝説の人吉田元首相)

著者等紹介

槇智雄[マキトモオ]
1891(明治24)年、宮城県仙台市生まれ。慶應義塾大学理財科を卒業後、英国に留学、オックスフォード大学を卒業。慶應義塾大学法学部教授として政治学、英国憲法史等を担当。1952(昭和27)年、保安大学校(のち防衛大学校)の創設に際し初代校長に就任。1965(昭和40)年、防衛大学校長を退職し、白梅短期大学学長に就任。1968(昭和43)年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しょうご

9
事業所の主任の方に「自衛隊って会社の究極の形じゃないですか?」と言われ、読んでみてそうなのかもという気がした。2014/11/11

乃木 好古

1
かつて某大の学生だった頃に読まされた。 私は既に自衛隊を離れたが、昨今の自衛隊への期待・信頼感の向上、防衛費増大、自衛隊の不祥事といった流れを見ると、少し天狗になっているのではないかと思える。 部隊を律する上下級幹部自衛官は今一度、原点に立ち返ってほしい。やはり槇先生の教えは正しかったのだと。

たろーたん

1
軍隊とか好きそうな人が好むだろう言葉や文法の覚書。「忠実誠実、制服の意義、団体における適応順応の資質、人の誇りを傷つけてはならぬ、勇気、正確、敏速、秩序、理性ある服従、気力体力、「心に緩みはないか。腕に力は抜けていないか」、精神力が体力と不即不離の関係にある、耐久忍耐力、たくましい体力、強靭なる魂、蓄積ある伝統、共同の相続財産、服従の誇り、自律のあるところにその本体として自主がある、慣行・礼節・規律があるところに、その本体として共同生活および団体行動がある」2022/06/24

たろーたん

1
「作法が人を作り、訓練されると心もこれに従い間隙のない充実した姿になる。これは我が国の茶道に通じる」、「約束事。これは相手のあることだけでなく自分の言葉を守る人、信頼を寄せられる人に繋がる」、「ためらいなき服従。正しい権威に従うこと、国民自らが作った方に従う」など。服従と自律、規律と自主という相反するようなメッセージを送ろうとするところが、なかなかに興味深い。2022/06/22

たかひー

0
★★★2012/10/24

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