出版社内容情報
時は20年代、ジャズエイジ。絶頂期の若きフィッツジェラルドの名品から、訳者一番のお気に入りである表題作他全5篇をセレクト。
内容説明
1920年代前半、フィッツジェラルドは早くも作家としての絶頂期にあった。20代にして見事に完成された天才的作家が、溢れる才能にまかせ書き上げた膨大な作品群から、『グレート・ギャツビー』の原型ともいうべき五短篇をセレクトした「若き日の名作集」。
著者等紹介
フィッツジェラルド,フランシス・スコット[フィッツジェラルド,フランシススコット][Fitzgerald,F.Scott]
1896年、ミネソタ州生まれ。プリンストン大学中退後、陸軍入隊。除隊後の1920年、処女長篇『楽園のこちら側』が全米ベストセラーとなり、同年結婚したゼルダ・セイヤーとの華やかで奔放な暮らしぶりで時代の寵児ともてはやされる。数々の短篇を雑誌に発表するほか、『美しく呪われたもの』『グレート・ギャツビー』などの長篇も高く評価されるが、世界恐慌、ゼルダの病などが生活に影を落とし始める。失意と困窮のうちにアルコールに溺れ、40年心臓発作で死去
村上春樹[ムラカミハルキ]
1949年、京都生まれ。早稲田大学卒。79年、『風の歌を聴け』で群像新人賞、85年、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で谷崎潤一郎賞受賞。現代日本を代表する小説家であると同時に、アメリカ文学の優れた読み手としても知られ、フィッツジェラルド作品を始め、R.カーヴァー、J.アーヴィング、T.オブライエン、T.カポーティ、G.ペイリーなどの作品を手ずから訳し、精力的に紹介してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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キムチ
春ドーナツ
速読おやじ
そうたそ