出版社内容情報
自動車産業再生の条件とは何か。欧米メーカーのグローバルM&A戦略の失敗を検証し、新興国市場戦略と環境戦略の重要性を説く。
内容説明
未曾有の世界金融危機のなか、米国ビッグスリーのうち2社が破綻、日本メーカーも巨額赤字に転落するなど、自動車産業は危機を迎えている。本書では、欧米メーカーの没落の背景にグローバルM&A戦略の失敗があることを検証したうえで、今後は北米など先進国市場ではなく中国・インド・ASEANなど新興国市場が重要であること、新興国市場で成功するためにも環境戦略が不可欠であることをさまざまな観点から丁寧に説き、自動車産業再生の条件をさぐる。
目次
序章 自動車産業を取り巻く状況
第1章 世界金融危機と自動車産業
第2章 日米欧自動車メーカーのグローバル戦略
第3章 グローバル競争のカギを握る新興市場
第4章 環境戦略で市場をリードする
終章 日本自動車産業再生の道
著者等紹介
下川浩一[シモカワコウイチ]
1930年(昭和5年)、東京に生まれる。九州大学経済学部卒業。九州大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。富山大学助教授、法政大学経営学部教授、東海学園大学経営学部教授などを経て、現在、法政大学名誉教授、東海学園大学経営学部特任教授。専攻、経営学、経営史、マーケティング論、自動車産業論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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