続「甘え」の構造

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784335651052
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C1011

内容説明

名著「甘え」の構造の著者が書き下した待望の第2弾!飛躍!日本の「甘え」から世界の「Amae」へ―名著誕生から30年、大きく育った「甘え」理論の決定版。

目次

第1篇 「甘え」について(「甘え」の文例;「甘え」の概念;「甘え」の心理;「甘え」の変遷;「甘え」の行方)
第2篇 時代的考察(「甘え」と自立;二十一世紀の日本に向けて)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぼけみあん@ARIA6人娘さんが好き

3
『「甘え」の構造』以後、何冊も書かれた関連書の総決算みたいな本。著者が最初に「甘え」理論を世に問うて以来、様々な批判が寄せられてきたが、それらに配慮した形で「甘え」を再説した形になっている。そのため、正編をそのまま読むより説明が分かりやすく感じた。場合によっては続編から読むよいかも知れない。甘えと信仰関係の本を2冊読み、他に関連書もまだ数冊読んではみたいが、著者の「甘え」に対する理解はとりあえずはこの2冊でOKだろう。最初は軽く考えていた「甘え」理論だけど、何冊か丁寧に目を通してよかったと思う。2013/12/24

Kazuo Ebihara

2
30年後に出された続編では、 日本の近代文学や、西洋の精神分析学における「甘え」を探り、 より深い論考がなされています。 今でも、「それは日本人の甘えの構造だ」 といった表現を新聞などで目にしますが、 著者が定義した「甘え」の概念とは異なる用法のようです。 甘えも、甘さも控えめが宜しいようで。 2018/04/30

shishi

2
[A]『「甘え」の構造』をベースにして、さらに細部の補完と「甘え」の現代的意義を唱えた本。「甘え」の定義がなされているのでこっちから読んだ方がいいかもしれない。精神病理や発達理論だけでなく、国際情勢にまで視野を広げてさまざまな箇所に「甘え」を指摘する。幼児期に甘えられなかったものは病気などの緊急事態において「甘え」を素直に享受し、そのことによって世界に対して信頼を持つにいたるという指摘が印象的だった。2013/08/12

rootstock1998

0
『甘えの構造』の補完としての著作。僕はこちらを先に読んでしまったので 甘え論 の全体を俯瞰するために前著を取り寄せました。河合隼雄先生の著作からこちらに導かれました。同じような道筋で入った方はいるでしょうかね。2017/12/13

mybookshelf

0
①1504292015/04/29

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