出版社内容情報
どこかしら欠陥のある遺言や成年後見に代わる「民事信託」を活用した新たな選択肢を『子どもの世話にならずに死ぬ方法』の著者が提示
内容説明
家の始末、年金、介護、遺言、相続…。老後の自立を考え、百ヵ所以上の施設を取材した『子どもの世話にならずに死ぬ方法』の著者が、遺言、成年後見に代わる新たな方法を示しつつ、老いの不安に備える。
目次
1 終の棲み家に翔べない理由(人生は片づかない;最後まで自己決定をし、自分らしく生きたい;だれにも決してわからない“自分の終り”;「モエコ財団」とはなにか―老後から終末に向け、萠子さんはどう考えていたのか(木村晋介))
2 家族と自立(嫁と小姑は、人類が滅亡するまで交わらない;対談 自立した生をまっとうするために 年を取ってみないとわからないことがある(香山リカ×俵萠子))
著者等紹介
俵萠子[タワラモエコ]
1930(昭和5)年大阪市生まれ。1953年大阪外国語大学フランス語学科卒業後、サンケイ新聞社入社。主に育児・教育記事を担当。1965年同社退社後、女性・家庭・教育問題を中心に評論家として幅広く活躍する。1981年3月から4年間、日本初の準公選で東京都中野区教育委員を務める。2008年11月27日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
2
どうやって最後を迎えるのか難しい問題だ。これだけ老人ホームを調べていても俵さんは、ガンで苦しんで、本を終わること無く、なくなっている。この本そのものが、老後と死を考えさせられる本だった。2013/11/23
Maiラピ
1
人間は不思議な存在だ。人物、美、哲学、ハート、たのしさ、なんていう数字で測れないものに、心が吸いよせられていく。著者は昨年2008年11月にガンの予後が悪くて亡くなっていた。老人ホームに入る必要はなかった。。。あれほどいろいろ悩んだりしたのに。人生は思ったようにはいかないね。覚悟や用意は必要だけど、固執することはないですね。著者の場合、仕事も兼ねてたからってのも。よりよい老後・・・やっぱり自分の家で死にたい。2009/11/14
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