出版社内容情報
足かけ12年にわたり、雨の日も雪の日も北海道の三笠ドームで行われた精神科医と患者たちのソフトボールは542試合にも及んだ。
内容説明
うつ病、薬物・アルコール依存、統合失調症―北海道「三笠ドーム」が彼らの診察室だった。11年間542試合にも及ぶ交流戦。雨の日も雪の日も、「ソフトボール療法」に心血を注いだ宮下均医師の情熱と患者たちの闘病の日々…。書き下ろしノンフィクション。
著者等紹介
織田淳太郎[オダジュンタロウ]
1957年北海道室蘭市生まれ。早稲田大学卒業後、土木作業などのアルバイトを転々とし、週刊誌記者を経てノンフィクション作家となる。スポーツへの造詣が深く、『Number』誌への執筆や野球・ボクシング界に材を取ったノンフィクション、コーチング本を数多く著す。また1998年に自らうつ病を体験してからは精神疾患の分野にも積極的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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なおてぃー
0
三笠の市立病院で取り組まれた11年間の記録。その全てに精神疾患を患う人への良い働きがあったと思います。何故か医師やPSWのコメントで、「これは作業療法ではなくて…」と線を引かれていることがあるが、文章から伝わるのは作業療法の理論を用いているな〜ってこと。あまり毛嫌いしないで下さいよ、僕の本業を…。2010/11/09
katta
0
北海道三笠市の市民病院精神科で行われているソフトボール療法を取材したノンフィクション。途中まではふんふんと読んでいたんだけど…。まっ、熱くなりすぎるとダメってことかしらね。2009/07/02
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