出版社内容情報
ある英国人記者の一報が、ピカソにあの名作を描かせた――幾多の激戦地を翔けたG・スティアの生涯と、20世紀前半の戦争の記録
内容説明
若き英国人記者の一報が、ピカソにあの名作を描かせた。スペイン、エチオピアを皮切りに20世紀前半の激戦地を翔けたG・スティアの生涯と、化学兵器使用・大量殺戮へと進んでいく現代戦争の記録。
目次
アビシニアにて
空からの死
心を引き裂かれて
戦乱の町
ゲルニカ
アフリカの枢軸国
冬戦争
軍服
エチオピアへ
特殊作戦
忘れられた軍隊
故郷
著者等紹介
ランキン,ニコラス[ランキン,ニコラス][Rankin,Nicholas]
ケニア、ボリビア、カタルーニャと移り住み、さらに世界各地をめぐってDead Man’s Chestを執筆、同作はグレアム・グリーンから「非常に楽しめる」、『ニューヨーカー』のアラステア・リードから「魅惑的」と激賞された。BBCワールドサービスの人文科学系チーフ・プロデューサーとして、同社のラジオ番組制作により国連の二つの賞を受賞している
塩原通緒[シオバラミチオ]
翻訳家。1966年生まれ。立教大学文学部英米文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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