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妻と恋人―おぼれる男たちの物語

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120039331
  • NDC分類 367.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「大事なのは妻だけど、愛しているのはキミだよ」――婚外恋愛に突然はまってしまった、妻と恋人のあいだで惑う男たちの現実を描く。

目次

彼女と妻と、選べない苦しみ
ダブル不倫の苦悩
職場の彼女に揺れる
「家庭」はどこにあるのか
恋に落ちて、地獄を見た
あくまで、本気の「恋愛」
すれ違いと、回り道と
病気の妻と生きる
家族を捨てる重みと代償
妻と恋人への思いの違い〔ほか〕

著者等紹介

亀山早苗[カメヤマサナエ]
1960(昭和35)年、東京生まれ。明治大学文学部(演劇学専攻)卒業後、フリーライターとして活動を始める。女性の生き方をテーマに、恋愛、結婚、性の問題に取り組み、社会状況を分析する筆力に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

33
小説だと思って借りてきたら、全て実話とは…。しかし色んな男がいるもんだな~、と思いながら読みました。どうやってもうまくいかないとわかっているのに、なんでそういう関係になってしまうのか。「じゃ、お前はどうなんだ?」と言われるとよくわかりませんが、以前読んだ本からの引用。モテモテの女性が結婚したとき、友人から「本当に結婚してよかったの?」と聞かれ、「そりゃそうよ。だって、もう恋愛しなくていいんだよ」ということを言ったとか。僕はこの意見にすごく共感しているので、多分こっちが勝つんだろうな、と思います。2015/09/22

sachidoremi

15
んー、読みすすめるほど辛くなる本。読了したら悲しくなる本。何が正しくて何が間違ってるのかさえ、わからなくなって、明日からの日々を生きるのが、怖くなる本。人の心や感情なんて目に見えないから、信用とか、信頼とか、愛とか恋とか、証明するものもなければ、計るものも無くて、不確かなものの上に自分の人生がのっかってると思うと、日々が不安になる。2020/06/25

こまっちゃん

14
男って、言い訳するよねー。2020/11/22

makimakimasa

9
実家帰省中に地元の図書館で借りて読んだが、これは流石に家族(親と妻)の目に入れない様にした。見つかったら怪し過ぎる。色んなケースが語られるが、夫婦間セックスレスがほぼ下地になっている様だ。人と人が魅かれ合って恋に落ちる事自体は、単純に美しく素晴らしいし、既婚であっても仕方ないと思える。寂しい心が満たされ、人生が生き生きとし始める心理描写に、感情を揺さ振られる表現も多々あった。誰も傷付けず上手くやってる人もいるが、溺れて身を滅ぼす人も。ある意味、夫婦で読むとお互いを大切にしようと思い直す事が出来そうかも?2023/04/27

びせんて

3
「恋は子供を大人にし、大人を子供にする」2019/05/03

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