とことん―駅伝で人を育てる

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  • サイズ 46判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784583112398
  • NDC分類 782.3
  • Cコード C0075

内容説明

人間性なしに競技力は向上しない―松野明美ら日本を代表する長距離選手の育成を原点に、監督として箱根駅伝を戦い約20年。亜細亜大学に初優勝をもたらし、拓殖大学を初めて2年連続シード権獲得へと導いた名伯楽の、駅伝を通じた人の育て方。

目次

第1章 不思議な縁に導かれて(日体大進学のはずが一転、亜細亜大学に;金栗四三先生にかけられた言葉 ほか)
第2章 指導の原点―松野明美との出会い(九州のスーパーマーケットに現れたシンデレラガール;ブラシで丁寧にシューズを磨いていた松野 ほか)
第3章 とことん向き合い、鍛え上げる(亜細亜大学の監督に就任;瀬島龍三さんからの意外な祝福 ほか)
第4章 再び、箱根路を目指す(学生のまなざしを見て、拓殖大学監督就任を決めた;練習場所を探し回るところからスタート ほか)
第5章 最後の戦い(大学三大駅伝出場を目標に;出雲駅伝で拓大史上最高の4位 ほか)

著者等紹介

岡田正裕[オカダマサヒロ]
1945年7月27日、熊本県生まれ。鎮西高(熊本)‐亜細亜大‐フンドーダイ。大学時代に二度箱根駅伝に出場。3年時に9区、4年時に3区を走った。86年からニコニコドー女子陸上競技部監督として松野明美ら日本を代表する選手を育成。99年、亜細亜大陸上競技部監督に就任し、2006年に箱根優勝に導く。08年に九電工女子陸上部監督を務めたのち、10年から拓殖大陸上競技部監督に。箱根で2年連続シード権を獲得し、2018年度限りで勇退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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クローバー

2
前作と比べると情報量が少なかったような・・・拓大退任されて日が浅いから書けないことも多かったのかも。もう少し拓大でどんなことしたか、細かい部分も読みたかった。2020/02/09

tetsubun1000mg

2
今年の箱根駅伝で拓殖大学が2年連続シード権を獲得したこと、エチオピアの留学生が主将を務めていたことを思い出して手に取る。 目次を読むと熊本の実業団「ニコニコドー陸上部」監督時代に松野明美を育てた方らしい。 高校で陸上を止める決心をしていた松野さんに「オリンピックに行ける」と口説いて入部する際「やる以上はとことんやります」と言っていた松野明美さんの言葉が心に残る。 その通りの結果を残した選手でしたから。 亜細亜大、拓殖大の監督時代も無名選手を4年間かけて箱根を走れるレベルまで育てる情熱と指導法は素晴らしい。2019/11/23

ねこまんま LEVEL2

0
岡田監督の指導者する練習量は日本の大学の中で日本一だと思う。部員をじっくり事細かに観察しているので一人一人に的確な指導ができるのであろう。まだまだ指導者として立派な人間を育成して欲しい。箱根駅伝が好きなので。2021/12/07

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