敗戦の記憶―身体・文化・物語 1945~1970

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  • サイズ B6判/ページ数 445p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120038983
  • NDC分類 210.76
  • Cコード C0036

出版社内容情報

敗戦の記憶は、戦後日本の社会や文化にどのような影響を及ぼしたのか。幅広い分野からその手がかりをさぐる、意欲的な日本文化論

内容説明

アジア・太平洋戦争の敗北の記憶は、戦後の社会や文化にどのような影響を与えたのか。本書では、終戦の主因は原爆投下と昭和天皇の「聖断」にあるという「物語」誕生の経緯から説きおこし、「肉体の文学」、加藤周一や丸山眞男らの「日本人論」、ゴジラや力道山に代表される大衆文化、東京オリンピック、三島由紀夫や野坂昭如の短篇などをたどる。

目次

第1章 原爆、天皇、そして歴史―戦後日米関係の“起源の物語”
第2章 肉体の時代
第3章 どこにもない国―日本人論について
第4章 名づけえないものを名づける
第5章 安保闘争から東京オリンピックへ
第6章 トラウマの再現

著者等紹介

五十嵐惠邦[イガラシヨシクニ]
1960年(昭和35年)、大阪に生まれる。国際基督教大学教養学部社会科学科卒業。シカゴ大学歴史学部Ph.D.、アイオワ大学歴史学部講師などを経て、バンダービルト大学歴史学部準教授。専攻、戦後日本文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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