出版社内容情報
孔子、孟子、老子、荘子、そして諸子百家。古代中国は思想が奔流する大河の世界だった。彼らの哲学世界を碩学が横断的に検証する。
内容説明
春秋戦国という混乱する時代に花開いた哲人たち。あるものは人間学の深遠を見、あるものは宇宙的人間論を、またあるものは非情な人間観を展開した。東アジアを二千年拘束する知の体系の意義を探る。
目次
孔子と孟子
老子と荘子
諸子百家
著者等紹介
貝塚茂樹[カイズカシゲキ]
1904年(明治37年)東京に生まれる。京都帝国大学文学部東洋史学科卒業。中国古代史を専攻。京都大学人文科学研究所教授、所長。1984年、文化勲章受章。1987年(昭和62年)逝去
小川環樹[オガワタマキ]
1910年(明治43年)京都に生まれる。京都帝国大学文学部(中国語学中国文学専攻)を卒業。東北大学文学部、京都大学文学部教授を経て、同大学名誉教授。1993年(平成5年)逝去
森三樹三郎[モリミキサブロウ]
1909年(明治42年)舞鶴に生まれる。京都帝国大学文学部(支那哲学史専攻)を卒業。大阪大学教授を経て同大学名誉教授、佛教大学教授となる。1986年(昭和61年)逝去
金谷治[カナヤオサム]
1920(大正9年)三重県に生まれる。東北帝国大学法文学部支那哲学科卒業。中国古代思想史専攻。東北大学教授を経て同大学名誉教授。2006年(平成18年)逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。