内容説明
ナチス・ドイツ、イスラエル、そして大戦後のアメリカに至るまでを検証。戦略の変遷を促してきた要因、今後の戦略の変化に影響を与えるとみられる要因も検討。戦略の本質を理解するための近道。
目次
第12章 イデオロギー戦争への道―ドイツ(一九一八~一九四五年)
第13章 帝国の崩壊―イギリスの戦略(一九一九~一九四五年)
第14章 無知の戦略?―アメリカ(一九二〇~一九四五年)
第15章 安全の幻想―フランス(一九一九~一九四〇年)
第16章 階級闘争の戦略―ソヴィエト連邦(一九一七~一九四一年)
第17章 イスラエルの戦略の進化―不安感の心理と絶対的安全保障の追求
第18章 核時代の戦略―アメリカ(一九四五~一九九一年)
第19章 おわりに―戦略形成における連続性と革命
著者等紹介
マーレー,ウィリアムソン[マーレー,ウィリアムソン][Murray,Williamson]
オハイオ州立大学教授(歴史)、海兵隊大学教授(Matthew C.Horner Professor)で軍事理論を担当。アメリカ空軍で五年間の現役勤務の経歴を持ち、東南アジアにも勤務した経験を持つ
ノックス,マクレガー[ノックス,マクレガー][Knox,MacGregor]
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)教授(国際関係史)。第一七三空挺部隊の一員として南ヴェトナムでの任務に就いた経歴を持つ
バーンスタイン,アルヴィン[バーンスタイン,アルヴィン][Bernstein,Alvin]
ジョージ・C・マーシャル・ヨーロッパ安全保障研究センター所長
石津朋之[イシズトモユキ]
防衛省防衛研究所企画室研究調整官[兼]戦史部第一戦史研究室主任研究官、「歴史と戦争研究会」代表。獨協大学およびロンドン大学教養課程(ICC)卒業、ロンドン大学SOAS大学院修了(修士)、ロンドン大学KCL大学院修了(修士)。ロンドン大学LSE博士課程中退、オックスフォード大学大学院研究科修了。ロンドン大学KCL名誉客員研究員、防衛研究所助手を経て、2005年から現職
永末聡[ナガスエサトシ]
ロンドン大学KCL大学院生、「歴史と戦争研究会」事務局。慶應義塾大学卒業、慶應義塾大学大学院修了(修士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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