出版社内容情報
パソコン、仏壇…大量生産、大量消費の時代でも直して使いたいものはある。修理のプロフェッショナルの精神と技術を丹念に綴る。
内容説明
ピアノ、鞄、着物、椅子、スクーター…。使いつぶすまで直し続ける。再生ビジネスの現場。
目次
第1章 京の職人技「着物の悉皆」「仏壇のお洗濯」「桶のたが直し」
第2章 「ピアノ」のリビルト
第3章 「スーツケース」と「鞄」の修理
第4章 「再生パソコン」の生産
第5章 「椅子」の張り直し
第6章 「自動車」用リビルト部品
第7章 「スクーター」のレストア
第8章 「絵画」の洗浄と修復
著者等紹介
足立紀尚[アダチノリヒサ]
1965年、兵庫県生まれ。明治大学卒業。毎日新聞記者などをへてノンフィクション・ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かわのふゆき
1
そういえば、吉田かばんを修理して使ってる。2009/09/02
rokoroko
0
でかくなった会社 なくなった会社いろいろ2017/08/16
バカボンパパ
0
職人に憧れがあり、この本を読むと嫉妬を感じてしまいます。2015/12/29
Tatsuo Eguchi
0
やっぱ、こういったこだわりが日本をささえている。2012/12/30
de sang-froid
0
プロのする「修理」には新品を作る以上の技術と知識が要求される。しかし、高すぎては客も納得しない。人とモノが目に見えない絆のような糸でつながっているのを感じる。修理する場合には新品同様に再生するものもあれば、使い古されたように見せるテクニックもあり、一点ごとに作業は異なる。ふだんは日の当たらないプロの作業現場に取材した本。2009/08/03