内容説明
大国のはざまで独立を成し遂げた小国の素顔。独立運動を主導したサユディスの活動家と長年フィールド調査を続ける文化人類学者が描き出すリトアニアの運命。
目次
歴史の流れ
リトアニア人の離散
共和国の誕生と崩壊
リトヴァック
世紀の悲劇
レジスタンス
ソ連邦時代
チャンスをえたリトアニア人
国家の復活
新たな葛藤
私有化
世界に向かって
著者等紹介
畑中幸子[ハタナカサチコ]
大阪市生まれ。65年、東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。オーストラリア国立大学・高等研究所リサーチ・フェロー、金沢大学文学部教授、国立民族学博物館併任教授、中部大学国際関係学部教授、同大学国際地域研究所長を経て、中部大学名誉教授、Vytautas Magnus University客員教授。社会学博士。専攻・文化人類学
チェパイティス,ヴィルギリウス・ユオザス[チェパイティス,ヴィルギリウスユオザス][Cepaitis,Virgilijus Juozas]
1937年、リトアニア、シャキアイ生まれ。カウナス師範学校、61年、Moscow Institute of Literature卒業。翻訳家としてA・A・ミルンやT・ウィリアムズをはじめ各国の作品をリトアニア語に翻訳すると同時に、リトアニアやポーランドの作家の作品のロシア語訳も行う。88年にリトアニア独立運動サユディスに参加、Executive Secretaryとなる。90年の総選挙時には国会議員としてサユディスの先頭に立ち、3月11日の独立宣言署名者となる。その後は、90‐91年のロシアとの公式交渉や90年のウィーン・欧州円卓会議などに参加。現在は翻訳・出版活動に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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はにわんこ
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