お火役凶状―祇園社神灯事件簿〈４〉

澤田 ふじ子【著】

中央公論新社（2006/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 287p／高さ 20cm
• 商品コード 9784120037313
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

奉公先で盗っ人の濡れ衣を着せられ自殺した長兄。父は幼い兄妹を残し、無念を晴らそうとするが。好評第四弾。

内容説明

「人が人を裁くのではなく、神が人を裁こうとしているのじゃ」奉公先で盗っ人の濡れ衣を着せられ、自殺した長兄。父は幼い兄妹を残し復讐に向かうが、岡っ引きと腕の立つ侍が警戒に…。祇園社の神灯目付役（お火役）が下す鋭利な天誅！名手による心に染み入る連作時代小説。

著者等紹介

澤田ふじ子［サワダフジコ］
昭和２１年（１９４６）、愛知県生まれ。愛知県立女子大学卒業後、教師、西陣綴織工を経て作家に。『陸奥甲冑記』『寂野』で吉川英治文学新人賞を受賞。平成１６年度京都府文化賞功労賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[星落秋風五丈原]

奉公先で盗っ人の濡れ衣を着せられ、自殺した長兄。父は幼い兄妹を残し復讐に向かうが、岡っ引きと腕の立つ侍が警戒に。祇園社の神灯目付役（お火役）が下す鋭利な天誅とは？　名手による心に染み入る連作時代小説、第４弾。

2006/06/11

[mitsuru1]

面白くなってきました。次は出てるのかな。

2009/02/17

[笑顔千両]

シリーズ4作目、頼助は祇園社の境内に住まう大梟を餌付けして手なづけ見廻りの共をするまでになった。それぞれの登場人物が年月を経て己の務めへの姿勢が手を抜かず厳しいものになっている。

2024/02/06